劇団四季、ディズニーの最新ミュージカル「アラジン」2015年春開幕!
7アニメーション映画『アラジン』のブロードウェイミュージカルが、2015年5月に早くも日本で上演することになった。
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アカデミー主題歌賞を獲得した『ホール・ニュー・ワールド』はもちろん、この舞台にはなんと映画で使用しなかったメンケン&アッシュマンの未発表曲が3曲復活、さらに新たにメンケンと脚本を担当するチャド・ベグリンによる4曲を追加。舞台装置は『リトルマーメイド』の鬼才ボブ・グローリー。舞台装置では何度もトニー賞の受賞歴がある世界のトップクリエイターだ。演出・振付はケイシー・ニコロウ、脚本はチャド・ベグリン、とブロードウェイ、いや世界の第一線で活躍しているスタッフが集結、2015年の上期の大きな話題となる作品であることは間違いない。
その製作発表が9月29日、東京会館で行われた。出席者はウォルト・ディズニー・カンパニーのアジア プレジデントのポール・キャンドランド、劇団四季からは代表取締役の吉田智誉樹、日本版の製作チーム代表で俳優・振付の加藤敬二の3名が出席した。吉田からは「劇団四季は8カ所に専用劇場がありますが、そのうち4カ所でディズニーの作品を上演しております」と語り、ポール・キャンドランドも「一番成功しているマーケットのひとつが日本」と語る。ちなみに吉田はブロードウェイで『アラジン』を7回観劇、加藤も5回観たと言う。2人とも口を揃えて“幅広いお客様が観劇している”と語ったのが印象的だ。
日本は世界的にもライブエンターテインメントの大きなマーケットに成長したが、それは演劇界のリーディングカンパニーである劇団四季の功績は大きい。この作品でディズニーミュージカルは5作目になるが、現在公演中の4作品の観客動員は1600万人以上で実に日本国民の10人に1人以上がディズニーミュージカルを観劇している計算になる。
劇団四季が初めて手掛けた作品は『美女と野獣』。これが1995年初演、つまり来年で提携20周年を迎えることになるのである。
なお、キャストは劇団内だけでなく、外部からも広く募集。本選は11月17、18日。詳細は追って発表となるが、どんなキャストになるのか楽しみである。
訳詞は2014年のメガヒットとなった『アナと雪の女王』を手掛けた高橋知伽江が決定している。彼女は劇団四季在籍時に『クレイジー・フォー・ユー』など多数手掛けた実績があり、現在はフリーで活動。ディズニーの映像作品の訳詞は他に『魔法にかけられて』『プリンセスと魔法のキス』『搭の上のラプンツェル』『メリダとおそろしの森』などが挙げられる。『アナ雪』旋風の立役者である高橋知伽江、来年は『アラジン』旋風が巻き起こる予感がする。
ミュージカル『アラジン』
電通四季劇場[海]
2015年5月24日~
(2015年3月15日~ 一般前売開始)
https://www.shiki.jp
劇団四季 ディズニーの最新ミュージカル『アラジン』2015年5月24日開幕!
《高浩美》
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