檀れい、グレース・ケリーに共感! 人生の重要局面での選択は「家族を取ります」
映画『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』の女性限定試写会が10月14日(火)、東京・キリスト品川教会のチャペル内で行われ、上映後には檀れい、美容アドバイザーの佐伯チズによるトークイベントが開催された。
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オスカーに輝きハリウッドでの将来を嘱望されながら、女優を引退しモナコ公妃となったグレース・ケリー。結婚後の彼女の葛藤や揺れる心を描くと共に、大国フランスとの外交関係の中で一世一代の“秘策”を胸に国を救うために戦う姿をサスペンス仕立てで描き出す。
檀さんは映画の中でグレースを演じたニコール・キッドマンがパーティの際に来ていたドレスをイメージした肩を出した大胆かつ華やかで気品のあるドレス姿で登場。女性で埋まった会場からはその美しさに溜息が漏れる。髪型もグレースとニコールを意識したというが、圧巻はアクセサリー。髪飾りにイヤリング、ネックレスに計719個のダイヤモンドを使用しており、総額は1億円超! 金額が明かされると会場はどよめいた。
檀さんは以前からグレースのファンだったそうで「憧れの女性です。このような美とエレガンスあふれる女性でありたいなと思います」と語るが、映画を通じて彼女の知られざる結婚後の葛藤や苦悩を目にして驚かされたよう。「私の知らないグレースがそこにいました。こんな苦労と努力があって、愛に生きた女性だったんだと感じました」と語った。
結婚、女優引退、復帰するか否か? などグレースが人生の様々な局面で選択を迫られる姿には、ひとりの女性として共感する部分もあったようで「女性は選択肢が多いですよね。独身のまま生きるのか? 妻になるのか? 子を持つか? 仕事を続けるか? 何が正しいか分からないまま私は大丈夫なのか? と手探りで生きている。グレースも公妃になってからヒッチコックのオファーに揺れたり、離婚を考えたりする。日々、悩むところは同じなんだなと感じました」と自らと重ね合わせるように語る。
檀さん自身は人生の局面での決断において大切にしていることとして、家族や周囲の存在を挙げる。「こうして宝塚時代から仕事をしてこれるのは家族や周りの支えがあるから。それを考えて選択します」と語り、仕事か? それとも家族か? という選択に関しても「家族、愛を取ります!」と力強く語った。
イベント後、報道陣の前に再び姿を現した檀さん。総額1億円超のアクセサリーも身に着けたままだったが「このまま走って逃げたいくらいです(笑)」と語り笑いを誘う。報道陣から夫の“プリンス”及川(光博)との結婚生活は? と問われるとプリンスというフレーズに大笑いしつつ「日々楽しく平和に過ごしています。モナコ公妃までとはいかないですが、とても女性を大事にしてくれる方なので」と落ち着いた笑みを浮かべて語っていた。
『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』は10月18日(土)より公開。
《シネマカフェ編集部》
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