アニメ「東京喰種トーキョーグール」イベントに花江夏樹、宮野真守らが人気声優登壇

2014年7月から放送を開始し、2015年1月から2期が始まるテレビアニメ『東京喰種トーキョーグール』、放送開始日も発表されますます盛り上がりを見せている。そんな中11月30日(日)にスペシャルイベントが都内で開催された。
イベントに登場したのは主人公・金木研役の花江夏樹さん、月山習役の宮野真守さん、永近英良役の豊永利行さん、西尾錦役の浅沼晋太郎さん、四方蓮示役の中村悠一さん、ウタ役の櫻井孝宏さんと豪華な並びとなった。

昼と夜の2回開催されたこのイベントは、どちらも満員となった。舞台の上には劇中に登場する「あんていく」の店内をイメージしたセットが置かれ、6名が登場すると歓声が上がった。
セットが「あんていく」ということもあり、花江さんが役になりきりながらコーヒーを出そうとしたが、作り方が分からず浅沼さんが手伝う。しかしできあがったコーヒーは「薄い」と悲しい評価、しかし笑いに包まれながら和やかにイベントがスタートした。

トークセッションでは2期である『東京喰種トーキョーグール√A』というタイトルとキービジュアルが登場。サプライズな展開となった。
2期では数百ページに及ぶ絵コンテを原作の石田スイ先生が自ら担当したという。アニメオリジナルの展開も用意されるなどファンには嬉しい情報も発表された。

『東京喰種トーキョーグール√A』はすでに第2話までアフレコを終えている。主人公カネキを演じる花江さんは“白カネキ“というある意味新しいキャラクターを演じることに、今までの声優人生で最も緊張した第1話のアフレコだったと語った。
さらに人気の高い月山のシーンが非常に多くなっているらしい。他のゲストからは「月山は監督お気に入りキャラだ！」と言われ、月山役の宮野さんは苦笑しながらも嬉しそうな様子だった。

次のコーナーでは、6人の記憶力を試すべくアニメで登場した「もの」「シーン」などをフリップに描いていく「喰種の記憶力を試せ！」となった。
浅沼さんが「真戸呉緒」「月山のマスク」などで見事な画力を披露した。一方、他のゲスト陣は終始ボケ続け、司会の豊永さんを困らせ続けていた。

続いて「グルラジ」という花江さん、豊永さんがパーソナリティを務めるラジオのイベント出張版が始まった。質問やゲスト目撃情報、さらに“赫子じゃんけん”のトーナメントも開催した。熱戦が繰り広げられ、決勝戦では花江さんと豊永さんが対決し、見事花江さんが勝利し主人公としての面子を保った。
さらにミニドラマの生アフレコや謎ときイベント“ナゾメイト”、アニメイトカフェとのコラボの開催、そして『東京喰種トーキョーグール√A』第1話先行上映会についての情報も発表された。

最後は出演者それぞれが「東京喰種トーキョーグール」について語った。
「今日のイベントで、東京喰種がこんな素敵なキャストで楽しく作っているのが少しでも伝われば嬉しいです。第2 期のアニメオリジナル展開で、ヒデはどのように巻き込まれていくのか…非常に楽しみです！」（豊永）
「“東京喰種”の世界観を味わえたでしょうか（笑）第2 期もぜひお楽しみください。」（櫻井）
「第2 期は原作とどこまで変わるかわかりませんが、石田先生と共につくっているので、原作ファンの僕としてもどんな展開になっていくか、今から楽しみです。」（中村）
「“東京喰種”は凄惨さやグロテスクな描写の部分がありますが、それだけではない“大切な部分”を、引き続き伝えていければと思います。」（浅沼）
「気心知れたメンバーで、会場の皆さんと“グール愛”をふくらませることができました。第2 期は第1 話から月山も出てきますので、お楽しみに！」（宮野）
「第1 期は自分の中にないものを捻り出した壮絶な3 ヶ月で、その分思い入れが深いです。第2 期は白カネキになって、ストーリーも変わる部分もありますが、カネキの“芯”は変わりません。大切に収録に臨んでいければと思います。」（花江）
そうして大盛況のうちにイベントは幕を閉じた。テレビアニメ『東京喰種トーキョーグール√Ａ』は2015 年1 月8 日(木)よりTOKYO MX 他にて放送を開始する。今後の情報も見逃せないだろう。

テレビアニメ『東京喰種トーキョーグール√Ａ』公式サイト
http://www.marv.jp/special/tokyoghoul/

アニメ『東京喰種トーキョーグール√Ａ』
(C)石田スイ／集英社・東京喰種製作委員会

「東京喰種トーキョーグール」スペシャルイベントに花江夏樹、宮野真守らが登場