【予告編】「いいね!」に注意報!? ネット社会の“友情”を笑い飛ばす『Facebookで大逆転』
FacebookにTwitter、Instagramなどなど、個人のみならず、多くのセレブや企業、メディア、そして政治家までも利用するSNS。このほど、現代のSNS全盛社会を笑い飛ばし
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SNS依存症のマイケルは、鼻つまみ者の駐禁取締官。街中で片っ端から切符を切りまくり、悪態をつく運転手の様子や、他人のトラブルを写真に撮ってはFacebookにアップして楽しんでいた。そんなマイケルと繋がっている“友達”は、彼のくだらない記事の連投に飽き飽き。そんなとき、親友(だと思っていた)ジョエルが自分を招待しないまま誕生日会をやっていたことをタイムラインで知り、ショックを受ける。
そこでマイケルは、同僚・エミールのFacebookアカウントを利用し、なんと「自分が死んだ」という、うその記事をアップ! 葬式に来てくれる“本当の友達”がどれだけいるのか、確かめることに――。
いまや全世界でユーザー数10億人、日本でも2,000万人を超える利用者がいるとされ、すっかり身近なコミュニケーションツールとなったFacebook。本作『Facebookで大逆転』は、他人の不幸を投稿して自己主張することでしか“友達”と繋がることができない、SNS依存症の主人公マイケルと、そのマイケルの連投にウンザリしている“友達”たちを中心に、Facebookを利用している人なら「あるある!」と思い当たる(?) “SNS疲れ”ともいえる現象をブラックユーモアたっぷりに皮肉っている。
公開された予告編映像では、マイケルが駐車違反の切符を切り、自慢げにFacebookに投稿する姿や、「ざまぁw」や「メシウマ」などネット用語を連発する姿が。また、Facebookのアカウントを貸してしまったために騒動に巻き込まれてしまう人のよいエミール、なぜかマイケルを付け狙う謎の女性など、マイケルとその“友達”たちのドタバタ劇が映し出されていく。
マイケルが知りたいのは、自分の死を悼んでくれる“本当の友達”が現実にどれだけいるのかということ。とはいえ、自分の訃報への「いいね!」を喜ぶなど、空気の読めないジコチュー男の投稿は、SNSを介した人間関係の実態に一石を投じることにもなりそうだ。
『Facebookで大逆転』は2015年1月10日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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