【予告編】落ち目の元スーパーヒーロー『バードマン』、賞レースでは“主役”に!?
2015年1月11日(現地時間)に授賞式が行われる第72回ゴールデン・グローブ賞で、「作品賞」「主演男優賞」(コメディ/ミュージカル部門)など最多7部門にノミネートされた『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
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俳優のリーガン(マイケル・キートン)は、かつてはスーパーヒーロー映画『バードマン』でスターの頂点へのぼりつめたが、いまではいわゆる“落ち目の俳優”に成り下がっていた。再起をかけたブロードウェイの舞台では、出演者がケガで降板して出鼻をくじかれ、代役の実力派俳優マイク(エドワード・ノートン)は、しだいに彼の脅威となる。疎遠だった娘(エマ・ストーン)には愛情は伝わらず、無意識に舞台の役柄に自分自身を重ねていくリーガン。公私にわたり精神的に追い込まれる彼を、やがて“バードマン”までが扇情していく…。
このたびお披露目された日本版予告編は、マイケル・キートン演じるリーガンが、舞台裏を黙々と歩くシーンから始まる。
そしてどこからともなく聞こえる声…。再起をかけて舞台に立った彼だが、どうも状況はよくないらしい。さらにはエマ・ストーン演じる娘からの辛らつな言葉。もう一度愛されたい、スポットライトを浴びたいと願い、もがく、“落ち目の俳優”リーガンからは、思いどおりにならないことへの焦燥感が漂っている。そして現れる、彼を煽るかのようなあやしい翼を持つ男! ニューヨークの真ん中で、現実と幻想が交差し、何層にもひねられたドラマティックなダーク・ファンタジーが展開されていく。
監督は、『バベル』でカンヌ国際映画祭「監督賞」に輝いたアレハンドロ・G・イニャリトゥ。これまでシリアスな人間ドラマを作り続けてきた彼が、初のブラック・コメディに挑戦した。そして、撮影は『ゼロ・グラビティ』でアカデミー賞を獲得したエマニュエル・ルベツキ。まるで全編ワンカット長回しに見える映像は圧巻。ふたりの天才が初タッグを組み、批評家たちをうならせる最高傑作を生み出した。
まずは、こちらから胸騒ぎが聞こえてきそうな予告編をご覧あれ。
『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』は2015年4月よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。
《text:cinemacafe.net》
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