“表現の自由”論争にセレブも反応「北朝鮮でもパリでも、どこであっても」
ソニーがハッキングされ映画『The Interview』の公開が危ぶまれた事件、また現在大きな注目を集めるフランスの風刺週刊誌を巡るテロ事件と、ここ最近は立て続けに“表現の自由”を考えさせられる事件が起こっている。
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こうした流れを受けて、1月11日(現地時間)のゴールデン・グローブ賞(以下:GG賞)授賞式においても“表現の自由”が語られることになった。「US Weekly」によると、The Hollywood Foreign Press Association(ハリウッド外国人映画記者協会)のテオ・キングマ会長はスピーチの中で次のように述べたのだという。
「今夜、我々は映画とTVの両方を称えます。あなた方の作品は感銘を与え、高揚させてくれました。また、美・希望・人間愛といったメッセージを与え、時には謙虚にさせてくれました。我々が何者なのかと我々が何者になれるかのギャップを強調することによってね」。
「国際ジャーナリストとして、我々は芸術的表現の自由を知っています。表現の自由を抑圧しようとする人々に対し、共に団結し立ち上がりましょう。北朝鮮でもパリでも、どこであっても」。
このスピーチに対し、女優のメリル・ストリープを筆頭に大勢のセレブから賛同の拍手が湧き上がったという。GG賞に出席したセレブたちは“表現する”ことに携わる機会の多い人々とあって、こうした問題は決して他人事ではないと感じているのだろう。
《text:cinemacafe.net》
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