ジョニデとの破局はリンクしていた!? 元内縁の妻ヴァネッサ・パラディに注目
2014年度第86回アカデミー賞で、3冠を受賞した『ダラス・バイヤーズクラブ』ジャン=マルク・ヴァレ監督作『カフェ・ド・フロール』。主演を演じるのは、先日挙式が…
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1969年フランスのパリ。シングルマザーとして障害を抱える息子を育てる美容師のジャクリーヌにとって、息子・ローランは唯一の生き甲斐だった。現代のカナダのモントリオールでDJとして活躍するアントワーヌ。彼には2人の娘と恋人・ローズがいて、両親も健在。生活にも不自由していなかったが、別れた妻・キャロルは、離婚の痛手から立ち直っていない。異なる2つの時代を生きる男と女、そして母と息子の愛。彼らの人生は、時間と空間によって隔たてられながらも、神秘的な“愛”によって紡がれていくだが…。
本作は、時代を横断する“魂の旅”を描いた、スピリチュアルで切なくも美しい、世界各国で大絶賛された究極の愛の物語。
ヴァネッサが演じるのは、キャロルという長年“ソウルメイト”だと強く信じ連れ添っていた夫と別れて苦しむ女性・ジャクリーヌ。時に厳しく、子どもに無償の愛を注ぐチャーミングで決断力のある強き母を体現している。
そんなヴァネッサ自身も、14年間に渡ってハリウッドスターと長きにわたり究極の愛を育んだ経験の持ち主。ジョニーとヴァネッサは婚姻関係を結ばなかったが、2人の子どもをもうけ14年間、強い愛の絆で結ばれた事実婚状態だった。現在は破局し、ジョニーは新しいパートナーを迎え、ヴァネッサとジョニーはそれぞれの道を歩んでいる。
当時、プライベートで人生の転機を迎えていた彼女の環境と、本作でのヴァネッサの役どころはリンクするところがあったようで、「役柄と自分が混同することもあるけど、むしろそのほうがよかったりする。心が揺れ動くまま従うの」とコメントを寄せている。
本作で、女優人生の中で最高の演技だったと高く評されたヴァネッサ・パラディ。ジョニー・デップとの破局が持ち上がったのは映画撮影後。当時の心境を図り知ることはできないが、もしかすると彼女の熱演はジョニーとの関係に思うところがあってのことかもしれない。
「胸を打つ野心的な映画」(ラ・プレス紙)、「感情の爆弾」(マクリーンズ誌)、「傑作」(ナショナル・ポスト紙)と絶賛される作品の中で魅せる彼女の演技に誰もが胸を打たれるはず。本作が女優として、一人の女性として転機となったヴァネッサの姿を劇場で確認してみて。
『カフェ・ド・フロール』は3月28日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMA、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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