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中村蒼、裸エプロンで新境地も「恥ずかしい…」

中村蒼が「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2015」2日目の2月20日(金)に上映された主演映画『春子超常現象研究所』の舞台挨拶に登壇…

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中村蒼&野崎萌香&竹葉リサ(監督)/「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2015」
中村蒼&野崎萌香&竹葉リサ(監督)/「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2015」 全 7 枚
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中村蒼が「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2015」2日目の2月20日(金)に上映された主演映画『春子超常現象研究所』の舞台挨拶に登壇。シュール過ぎる“テレビ”役、さらに劇中での女性下着に裸エプロンという衣裳などについて語った。

昨年のグランプリ作品『さまよう小指』の竹葉リサ監督の最新作で、ある日、なぜか人格を持ってしまったテレビとヒロインの女性の愛の物語がコミカルに展開する。中村さんに加え竹葉監督、ヒロイン役の野崎萌香らも出席した。

中村さんは、テレビに向かって悪態をつくヒロインに怒り、人格を持つに至るテレビ役を演じているが当初は「理解できなかった。テレビ役? 何なの? って感じ(笑)」と理解不能な役だったとふり返る。

常にブラウン管のテレビを頭にすっぽりとかぶった状態で出演しているが「(テレビが)心と体を持つと聞いて普通の人っぽい感じかと思ったら、イメージ写真が送られてきて、ガッツリとテレビを被ってて…(苦笑)」とビジュアルにも驚いたよう。

さらに劇中の衣裳も特徴的! ヒロイン春子との生活の描写で、なぜか中村さん演じるテレビが、女性用と思しき下着にエプロンという出で立ちで台所に立つというシーンまである。そもそも、テレビの登場シーンからして中村さんは上半身裸でサービスショット満載。そして、この裸エプロンは女性ファンは鼻血レベルだが、竹葉監督は「お宝ショットです!」とニヤリ。当の中村さんは「恥ずかしいです」と顔を赤らめた。これまでにないシュールな役柄を「楽しんでやった。そこに尽きる」と振り返り「どういう新境地が拓けたのか分かりませんが…(笑)、いろいろやるというのが伝われば」と語った。

このシーンも含め、作品の衣裳を竹葉監督が大ファンであるデザイナーで、「アントワープ王立美術アカデミー」を首席で卒業し、自らの名を冠したブランドを展開するミキオサカベが担当している。監督は衣裳に関して、お任せしていたこともあり、現場で初めてその日の衣裳を目にするということも多かったようで、中村さんはテレビを被った状態で女性下着に裸エプロンという奇抜すぎる衣裳に「ほかのスタッフも『ん?』という感じで、つらかった」と苦悩を明かした。

竹葉監督は中村さんの起用について「飛びぬけてカッコいいから」と説明。テレビを頭にすっぽりとかぶるという一見、マヌケな姿について「平凡な顔だと見てられないけど、(中村さんは)あのお面をかぶってもカッコいい!」と満足そうにうなずく。

グランプリを受賞し「1年以内に新作を作らないとという気持ちだった」と語り「(作品を)作ることしかできない1年でした。春のシーンを撮らないと…と桜が終わるというニュースを聞いて、まだ(脚本が)確定してないけどひとりで北上して撮りに行ったりもした」と述懐。この日は朝10時からの上映にもかかわらず、立ち見客も出るほどの盛況ぶりで、監督は壇上で嬉しそうに笑みを浮かべていた。

現時点で劇場公開は未定だが、監督は夏から秋の公開に向けて動いているとのこと。なおBSスカパー! にて2月21日(土)21:00より放送される。

「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2015」は2月23日(月)まで開催中。

《シネマカフェ編集部》

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