サム・スミス、性的指向で差別を受けていたことを告白
サム・スミスはゲイであることで暴力を振るわれていたこともあったそうだ。
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若い頃にゲイであることで数々の被害に遭っていたというサムは、理由もなく殴られたこともあったのだという。「ロンドンに引っ越してきたとき、仕事帰りに突然首にパンチされたことがあったよ。間違いなくホモ差別だったね。僕はけっこう大きな声で電話中だったし、ピンクのヘッドフォンを持っていたから、僕がゲイであることはたぶん明らかだったと思うんだ」。
11歳に学校内の他の生徒からからかわれたことから苦境が始まったというサムだが、10代を通して数々の侮辱に遭ってきたそうだ。「僕が歩いて駅に向かって帰宅する際にライバル校の男子生徒たちが暴言を吐きかけてきていたもんさ」。
「腹立たしいことだったよ。でも僕はそういうやつらが教養のないバカだと分かっていたからあまり気にしなかったんだ」「でも友だちと一緒だったから嫌だったんだ。こういう侮辱をされている僕と一緒にいることを恥ずかしく思っているんじゃないかと心配してね」。
そんなサムだが、同じゲイの男性から侮辱されたこともあると過去を振り返る。「17歳のときにロンドンのソーホーにあるクラブに行くことにしたんだ」「それで入っていったら、そこにいたゲイの男が友だちに僕のことで何かひどいことを言っていたのを覚えているよ」。
「もう自分の世界が破滅した感じで、すごくさびしい気分を味わったね」「受け入れられるまではもっと時間がかかるとはそのときも分かっていたよ。ゲイの世界にも人間嫌いとかいじめとかがたくさんあるからね」。
家族から疎外されたレズビアンやゲイ、バイセクシャルやトランスジェンダーの若者たちを支援するロンドンのザ・メトロ・センターでスピーチを行ったサムは、ゲイコミュニティがお互いに助け合うことが必要不可欠だと「The Sun」紙に語っている。「ゲイコミュニティの中にはたくましかったり細身じゃないとひどい扱いをされる異形症的感覚が溢れているんだよ」。
(C) BANG Media International
《シネマカフェ編集部》
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