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右手負傷のジョニー・デップ、痛々しい包帯姿ながらも笑顔で帰国

『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ最新作を撮影中のオーストラリアで右手を負傷したジョニー・デップが、手術を受けるためにアメリカへ帰国した…

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ジョニー・デップ-(C) Getty Images
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『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ最新作を撮影中のオーストラリアで右手を負傷したジョニー・デップが、手術を受けるためにアメリカへ帰国した。

ジョニーは『Pirates of the Caribbean Dead Men Tell No Tales』(原題)撮影のために先月から滞在していたクイーンズランド州ゴールドコーストで先週末、右手を負傷。11日午後(現地時間)、ブリスベンからプライベートジェットでロサンゼルスへ向かった。しっかりとテーピングされた右手は胸のところで固定されて痛々しいが、見送りにつめかけたファンたちに笑顔で左手を大きく振って挨拶した。

怪我を負ったのが撮影現場ではないことは発表されたが、正確な場所や原因、手術の必要があること以外は怪我の程度なども不明。ジョニーは先月来、撮影のないときは親友のマリリン・マンソンやフー・ファイターズのブリスベン公演などに姿を見せていたという。地元の警察や救急隊は、今回の負傷に関してジョニー側からの連絡はなかったと明らかにした。

先月結婚したばかりのアンバー・ハードはロンドンでエディ・レッドメインと共演する『The Danish Girl』(原題)を撮影中で、ロサンゼルスでジョニーと合流するかどうかは不明だ。

ジョニーが現場復帰するには2週間ほど要すると見られているが、製作のディズニーは、この間はジョニー扮するジャック・スパロウが登場しないシーンの撮影にあて、撮影スケジュールの遅れは最小限に抑えるとしている。映画の公開も、当初と変わらず2017年7月を予定している。

《冨永由紀》

好きな場所は映画館 冨永由紀

東京都生まれ。幼稚園の頃に映画館で「ロバと王女」やバスター・キートンを見て、映画が好きになり、学生時代に映画祭で通訳アルバイトをきっかけに映画雑誌編集部に入り、その後フリーランスでライター業に。雑誌やウェブ媒体で作品紹介、インタビュー、コラムを執筆。/ 執筆協力「日本映画作品大事典」三省堂 など。

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