アンソニー・ホプキンスを誘拐!?「ハイネケン」経営者誘拐事件の“真実”とは…
ベテランのオスカー俳優アンソニー・ホプキンス、『アバター』のサム・ワーシントン、『アップサイドダウン 重力の恋人』のジム・スタージェスらが競演し、緑のパッケージカラーで知られるビール会社
映画
洋画ニュース
-
「思ったよりお似合い」イ・ジョンソクとムン・ガヨン、香港での目撃談が話題!
-
【特別映像】ブルース&ヘレン&ホプキンスら超豪華な“円卓会議”…『REDリターンズ』
-
「短くて面白い」が選ばれる新時代――新たな配信サービスの挑戦

1983年、オランダ・アムステルダム。大ビール企業「ハイネケン」の会長、フレディ・ハイネケンが何者かに誘拐された。世界でも指折りの大富豪であるハイケネンの誘拐は世間を驚かせるが、犯人は、犯罪経験のない幼なじみの5人の若者たちだった。大胆不敵な計画を実行し、当時にして史上最高額の身代金を要求する犯人グループ。だが、すべて上手くいっていたはずの誘拐は、人質であるハイネケンの傲慢な言動に歯車が狂い始めていく…。
本作は、1983年に実際に起きたオランダの大ビール企業「ハイネケン」の経営者誘拐事件を基に映画化した本格サスペンス・ミステリー。奪われた身代金の大半の行方が解明されていないなど、多くの謎を残しているこの事件の裏で、いったい何が起きていたのか? エミー賞受賞の犯罪ジャーナリスト、ピーター・R・デ・ヴリーズのベストセラー本を原作に、誘拐された大富豪と、誘拐した幼なじみの5人組の両者の視点で事件を描き、知られざる“真実”に迫っていく。
世界屈指の大富豪フレディ・ハイネケンを演じるのは、『羊たちの沈黙』で殺人鬼ハンニバル・レクターを演じ、アカデミー賞「主演男優賞」を受賞した英国の至宝、アンソニー・ホプキンス。本作でも抜群の存在感を発揮し、作品に重厚感を与えている。
一方、誘拐犯グループを演じるのは、『アクロス・ザ・ユニバース』『クラウド アトラス』『鑑定士と顔のない依頼人』など話題作が絶えないジム・スタージェスと、『アバター』『ターミネーター4』など数々の大作に出演するサム・ワーシントン。さらに、「トゥルーブラッド」のライアン・クワンテンほか、マーク・ヴァン・エウウェン、トーマス・コックレルと若手実力派俳優が結集。
今回到着したポスタービジュアルでは、誘拐犯グループのメンバーの緊迫した表情をよそに、タキシードにグラスを傾け微笑するハイネケンの姿が、どこか不気味で、不穏な雰囲気を漂わせている。人質と誘拐犯との駆け引き、誤算、落とし穴。追い詰め、追い詰められる男たちが支払う“誘拐の代償”に目が離せない。
『ハイネケン誘拐の代償』は6月13日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
特集
関連記事
この記事の写真
/