ロビン・シックとファレル・ウィリアムス、大ヒット曲の著作権めぐり上訴
ロビン・シックとファレル・ウィリアムスは「ブラード・ラインズ~今夜はヘイ・ヘイ・ヘイ」が著作権侵害だという先日の判決に対して上訴するつもりのようだ。
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10日(現地時間)の裁判でマーヴィン・ゲイの「ガット・トゥ・ギヴ・イット・アップ」の著作権侵害を言い渡され、マーヴィンの遺族に対し730万ドル(約8億9,000万円)の支払いを命じられた2人だが、2人の弁護を務めたハワード・キング氏はほかのソングライターたちのためにもこの判決に対して異議を唱える必要があるとフォックス・ビジネスに語った。
「我々は世界中のソングライターたちのためにもこの判決が確定しないようにする必要があります」「私の依頼人は『ブラード・ラインズ~今夜はヘイ・ヘイ・ヘイ』が自分たちの心と魂から作り出されたものであり、ほかの情報源から生まれたものではないことを知っています」「我々はこの判決を変えるべく、裁判後に改善を求める全ての手段を取るつもりです」。
一方で、マーヴィンの遺族たちはロビンとファレルからの賠償金を求めると共に、今後の利益についての同意が交わされるまでの間、史上最高のセールス誇る楽曲の1つとなっている同曲の販売中止も求めている。
ロビンとファレルはこの件について一切不正を行っていないと主張しているものの、ロビンは2013年にDJのトレヴァー・ネルソンに1977年発表の「ガット・トゥ・ギヴ・イット・アップ」のような曲を作るつもりでスタジオ入りしたことを認める発言をしていた。
「スタジオ入りしてファレルにマーヴィン・ゲイの『ガット・トゥ・ギヴ・イット・アップ』みたいな曲を作りたいって言ったんだ。マーヴィン・ゲイの曲は短調を使っているから、ファレルはドラムから始めて短調に変えたんだ。そうすることでよりカントリーっぽい雰囲気が出たね。あの曲からインスピレーションを間違いなく得たね」。
(C) BANG Media International
《シネマカフェ編集部》
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