新星ディラン・オブライエン、巨大迷路を駆ける姿は若きトム・ハンクス!?
ハリウッドの次世代を担う若手俳優たちが集結し、世界55か国で初登場NO.1、の大ヒットを遂げているサバイバル・アクション大作『メイズ・ランナー』。5月22日(金)より日本でも公開される本作
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巨大迷路(=メイズ)の謎を解き、脱出するため、極限の知力・体力で迷路の中を駆け抜ける“ランナー”たちを描く本作。高い壁に囲まれた巨大迷路は、朝になると扉が開き、夜が訪れる前に扉は閉じられる。夜の間、迷路はその構造を変化させ、二度と同じ道順は出現しないという。
主人公トーマスは記憶を失くした状態で、迷路のそそり立つコンクリートの壁に囲まれた広場“グレード”に送り込まれる。彼が来たことにより、平和であった”グレード”に変化が訪れ、やがて彼は“ランナー”として迷路の正体を探り、脱出を試みるのだった――。
本作のウェス・ボール監督は、トーマスの役柄ついて、「ほかの人が躊躇するとき、未知の世界に一歩踏み出す勇気と好奇心をもちあわせたキャラクター」と語っている。主役トーマスを演じるのが、ディラン・オブライエン(23歳)だ。14歳からYou Tubeで監督・製作・主演を自ら務めた短編コメディシリーズを流し、クリエイターとしての才能も発揮している。80年代の同名映画のリメイクであるドラマシリーズ『ティーン・ウルフ』(’11)で、主人公の親友役で出演し俳優デビュー。その後、ヴィンス・ヴォーン、オーウェン・ウィルソンと共演した『インターンシップ』(’13)で人気を高めていく。
そして本作で主演を務めたことにより、俳優として大ブレイクを果たしたディラン。新『スパイダーマン』シリーズのスパイダーマン候補者の1人に挙げられるなど、今後の活躍が注目されている若手俳優の筆頭株だ。彼を起用した理由を監督は、「彼から若い時代のトム・ハンクスを思わせる親しみやすさを感じた。そしてトーマス役に必要な抜群の運動神経を持ち合わせていた」と説明する。
トム・ハンクスといえば、純真な心を持つ駿足な主人公を演じた『フォレスト・ガンプ』(’94)で、約3年もの歳月をかけて走るシーンの撮影を行った。全速力で競技場を走り抜けるシーンの撮影はインフルエンザを抱えながらだったというから驚きだ。だが、本作も負けてはいない。オブライエンは、巨大迷路の謎を解くランナーとして俊敏な動きをみせているのだが、実際は多くの毒蛇が生息している地で、強烈な暑さや雨に泥といった過酷な環境のもと撮影を行っていたという。
どこか醸し出す雰囲気だけでなく、演じた役柄にも重なる部分がある2人。「未知の世界を恐れていても、それ以上に好奇心を抱くことを止めない。トーマスは本能に従って、もともと持っていた勇敢さを発揮するんだ」とオブライエンは役柄を分析する。
謎に包まれた巨大迷路に果敢に立ち向かいながら走りぬく期待の新星オブライエンの姿は、何があろうとも前を向いて走り続けたトム・ハンクスのような俳優にいずれなるのかもしれない。
『メイズ・ランナー』は5月22日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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