【特別映像】ぺ・ドゥナ、2年ぶり韓国映画復帰『私の少女』から独占コメント到着
『マトリックス』のウォシャウスキー姉弟監督作のハリウッド大作『ジュピター』『クラウド アトラス』から是枝裕和監督の日本映画『空気人形』まで国際的に活躍するぺ・ドゥナ
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海辺の村に赴任してきた警官のヨンナム(ぺ・ドゥナ)は、血のつながりのない継父ヨンハ(ソン・セビョク)と暮らす少女ドヒ(キム・セロン)と出会う。ドヒは、日常的に暴力を受けており、村全体もそれを容認していた。ヨンナムは、ひとり立ち向かいドヒを守っていくが、やがて激しく自分に執着するようになったドヒの存在に少し戸惑いを憶える。そしてある日、ヨンハは偶然にもヨンナムが異動となった秘密を知り、社会的に破滅へと追い込んでゆく。彼女を守るため、ドヒはある決断をするのだが…。
カンヌ国際映画祭「ある視点」部門、東京フィルメックスのコンペティション部門で上映され、観客やマスコミから絶賛された本作。プロデューサーを努めたのは、『オアシス』『ポエトリー アグネスの詩』のイ・チャンドン。監督は、本作で鮮烈な長編デビューを飾った新星女性監督チョン・ジュリ。小さな村を舞台に、女性警察官と少女との出会いから暴力、性的マイノリティ、外国人の不法就労問題といった社会問題に切り込み、力強く、そして繊細に再生と希望を描いていく。
脚本を受け取った3時間後に出演を決め、2年ぶりに韓国映画への復帰を果たしたぺ・ドゥナは、今回、日本のファンに向けて笑顔でメッセージを語る。本作で挑んだのは、かつてはソウルのエリート警察官だったが、左遷され、港町にやってきた派出所の所長ヨンナム。養父と義理祖母に虐待される少女に出会い、彼女を救おうと奔走するも、想像もしなかった事態と危機にまきこまれていくという難しい役柄を演じ切っている。
ドヒ役には、『アジョシ』『冬の小鳥』から成長を遂げたキム・セロンがキャスティング。若手実力派女優が夢の競演を果たし、互いに圧倒的な存在感を見せている。シリアスな作品ながらも、同年代の若いスタッフが多かったという現場は、「本当に家族のように楽しく撮影しました」とぺ・ドゥナも語るように、とても良い雰囲気だった様子。
最後に、「心をひとつにして作った作品ですので、ぜひ期待して下さい」とコメントしたぺ・ドゥナ。カンヌで大喝采を受けた本作への出来に、自信をのぞかせていた。
『私の少女』は5月1日(金)よりユーロスペース、新宿武蔵野館(レイトショー)ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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