カニエ・ウェスト、人種差別を受けて「世界の見方が変わった」
カニエ・ウェストは幼少期に人種差別的扱いを受けたことで世界への見方が変わったそうだ。
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わずか10歳のときに人種差別を受けたという経験について、カニエは「Paper」誌にこう語っている。
「10歳のときに中国に住んでいたんだ。当時は周りのやつらは俺のところに来ては、色が落ちるかって顔をこすってきたもんだよ」「それってすごい最悪なことだけど、そのことで旅が出来るチャンスがないような友だちの多くが持つことのない世界の見方に対する心構えが出来たね。だからいまの俺の見方っていうのは、本当の世界ではないと呼ばれるような世界のコンセプトで考え方が限定されてしまっている人たちに比べてかなり広いことがほとんどだよね」。
またカニエは人種差別というものが「時代遅れの考え方」だと語っている。
「人種差別なんて時代遅れの考え方だよ。別離しようとか、阻害しようとか、何かを目立たせようとする人がやる馬鹿げた考えさ。バカらしいよ。まるで猫と遊びたいわけでもないのに2匹の猫に向かって1つのボールを投げているようなもんさ」。
「それでそのボールを巡って2匹の猫たちに喧嘩させているんだ。でもボールは何も目的も持たず、ただ跳ねているだけ。それが人種差別だよ。実際には何も意味のないことなのさ」。
(C) BANG Media International
《シネマカフェ編集部》
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