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【予告編】ジュリアン・ムーア、日本のファンにも感謝!『アリスのままで』

先日、ALS(筋萎縮性側索硬化症)によってこの世を去ったリチャード・グラッツァーが監督を務め、ジュリアン・ムーアをアカデミー賞

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『アリスのままで』-(C) 2014BSM Studio. All Rights Reserved.
『アリスのままで』-(C) 2014BSM Studio. All Rights Reserved. 全 8 枚
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先日、ALS(筋萎縮性側索硬化症)によってこの世を去ったリチャード・グラッツァーが監督を務め、ジュリアン・ムーアをアカデミー賞「主演女優賞」まで導いた『アリスのままで』。このほど、その本予告映像が解禁となり、日本のファンに向けたジュリアンのコメントも到着した。

50歳のアリス(ジュリアン・ムーア)は、高名な言語学者として敬われ、ニューヨークのコロンビア大学の教授として学生から絶大な人気を集めていた。家庭でも夫のジョン(アレック・ボールドウィン)から変わらぬ愛情を注がれ、長女・アナ(ケイト・ボスワース)と医学院生である長男・トム(ハンター・バリッシュ)にも不満はない。唯一の心配といえば、ロサンゼルスで女優を目指す次女・リディア(クリステン・スチュアート)のことだ。

まさに人生の充実期を迎えていたアリスだが、物忘れが頻繁に起こるようになり、あるとき若年性アルツハイマー病であると宣告されてしまう…。

特報に続き公開された本予告映像では、アリスの心情や家族の動揺までより踏み込んで描かれている。アリス本人も病気に向き合うが、さらに家族の動揺と苦悩が垣間見え、クリステン・スチュアートが演じる次女が母に寄り添う姿に胸を打たれる。またアリスも、彼女が娘であることが分からなくなっても、尊厳を守ろうとする姿は涙なしでは見られない。



映像の終盤にアリスが「苦しんではいません。闘っているのです。かけがえのない瞬間を私は生きています」と語るシーンには、たとえ病に冒されても、いまを必死に生きる強い想いが込められている。予告映像だけでも胸が苦しくなる迫真の演技は、各賞を総なめにしたジュリアンの真骨頂だ。

今回は、その胸に響く演技を魅せてくれたジュリアンから、日本のファンに向けてコメントが届いた。「私は日本が大好きなの。とても美しくて、アーティスティックで、素晴らしい日本を心から愛しています。『アリスのままで』を観てくれる方々に対して、“ありがとう”と言いたいわ」。

誰の身にも起こり得る病に向き合ったアリスの姿は、これからの生き方を見つめ直す機会をくれる、人生の中の大切な作品となりそうだ。

『アリスのままで』は6月27日(土)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。

《text:cinemacafe.net》

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