【特別映像】キャスト&監督が解説! 『マッドマックス』物語の核となる“ワイブス”とは
全世界興行収入No.1で幕を開けたトム・ハーディ主演作品『マッドマックス 怒りのデス・ロード』が、6月20日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。このほど、本作より新たな特別映像が解禁された。
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資源が尽きかけた世界で、本能だけで生きながらえてる元警察官・マックス(トム・ハーディ)は、資源を独占し、砂漠を支配するイモータン・ジョー(ヒュー・キース・バーン)が率いる一団に捕われてしまう。瀕死の重傷を負うマックスの前に現れたのは反逆を企てるフュリオサ(シャーリーズ・セロン)、全身白塗りの男・ニュークス(ニコラス・ホルト)と共にジョーに囚われていた女たち“ワイプズ”を連れ、ジョーの一味に立ち向かい、自由への戦いが始まる。
今回の解禁となった特別映像は、主人公マックスと女戦士フュリオサが出会い、支配者ジョーからの激しい追撃を受けるターゲットとなる“ワイブス=妻たち”をフィーチャーしたクリップだ。ワイブスとは、ジョーが自分の所有物として、後継者を生ませるために最も大切にしている存在が、5人の妻たちのことである。
映像の冒頭、「ジョーの最も貴重な“所有物”が、子を生ませる5人の妻たちなの」と話すのは、妻たちのリーダー格のスプレンディド役を演じ、ファッションモデルから女優に華麗な転身を遂げたロージー・ハンティントン・ホワイトリー。ジョージ・ミラー監督が、「ジョーの望みは、健康な男の跡継ぎだ」と語る通り、後継者を生ませるために、支配者であるジョーは5人の女たち=“ワイブス”を所有している。
「妻たちは、汚染された中でも健康な存在」というロージーの言葉を受け、「健康なのが、奇跡的」とコメントするのは、トースト役のゾーイ・クラヴィッツ。さらに、フラジール役のコートニー・イートンは「荒廃した世界のお姫様的な存在」と語る。
「フュリオサは断固たる決意で反乱を起こし、女たちを隠して逃走する」と監督は解説し、シャーリーズ・セロンは、「ジョーの支配に対して我慢の限界だった、だから彼の宝を奪った」と、女たちの反逆の意図を説明。ザ・タグ役のアビー・リーは、「フュリオサは、女たちを助けるために力を振り絞る」と続ける。
主人公を演じるトムは、「マックスは初めて自分以外のことを考え始める。彼女たちの絆と、その目的に彼は共感する」のだと、フュリオサたちと出会うことにより生じたマックスの心の変化を強調する。「女たちを取り戻すために軍団が送られ、無数の車が荒野を走り、戦いが始まるの。壮絶なカーチェイスよ」と、100台以上の車による壮絶なアクションを、ロージーがふり返る。
希望を捨てないフュリオサと、深い絶望の淵をさまよっていたマックス。“ワイブス”を乗せた巨大な車“ウォー・リグ”で交わされる会話の後、ライフルを手に追っ手に標準を定めるフュリオサの姿。猛迫する車群、逃げ惑うワイブスたち。そして、弓なりで車から車へと動くマックスの大爆発を横切る映像が連射される。果たして、女たちの逃亡の先に希望はあるのか――。
物語の核となる妻たちの奪還について触れられた今回の特別映像。まずは本映像から、公開への期待をさらに膨らませよう。
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、6月20日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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