【予告編】なぜ、カナシミが必要なの? 大人の“あなた”に贈る『インサイド・ヘッド』
『トイ・ストーリー』で初の長編フルCGアニメーションを世に送り出し、映画界に新たな風を吹き込んだディズニー/ピクサーが贈る待望の最新作『インサイド・ヘッド』。早くも「ピクサーの
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11才の少女ライリーの幸せを見守る、ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、そしてカナシミという頭の中の“5つの感情たち”。ある日、突然の引っ越しによってライリーの心は不安定になり、頭の中のヨロコビとカナシミが“指令部”から行方不明になってしまう。ヨロコビとカナシミがいなくなり、すっかり心を閉ざしたライリー。“感情たち”はライリーを救えるのか? そしてカナシミに隠された、驚くべき秘密とは…。
“5つの感情たち”は、ライリーの誕生と共に生まれ、頭の中から彼女の幸せを見守っている存在。だが、住み慣れた土地を離れ、見知らぬ土地へ引っ越したライリーにとって、友達のいない街や学校で新生活を始めるのは人生の一大事。それは、頭の中の感情たちにとっても、まさに大事件だ。
映像では、生まれてから感受性豊かな幼少期から、”5つの感情たち”と成長している様子のライリーが描かれているが、引っ越し先の学校の自己紹介で、ライリーは突然涙を流す。その瞬間、ヨロコビとカナシミが広大な頭の中に放り出されてしまった。大切な感情が2つも不在になったライリーの心は、危機的な状態に陥ってしまうのだ。
「想像してみて下さい。ヨロコビとカナシミがいない、イカリとビビリとムカムカだけの11歳の子どもですよ。そんな11歳なんて考えられませんよね?」と、製作総指揮のジョン・ラセターは言う。
環境の変化によって、訳も分からず気持ちが不安定になってしまうことは、誰しも身に覚えがあるだろう。監督のピート・ドクターも「感情たちは、私たちの頭の中にいる声のような存在です。そして子ども時代が去ってしまうことにはホロ苦くちょっと悲しい想いがつきまとうものです。それがこの映画のカギとなっています」と明かす。
「これは、かつて子ども時代を経験した大人も共感できる、“あなた”の物語です。数々の映画で観客をイマジネーションの世界に連れて行ったチームが作る感動的なストーリーです。テーマパークのように無限に広がる頭の中で展開されるエンタテインメントを楽しんでほしいです」と、誰もが共感する物語であることを語った。
長編アニメーション20周年作品としてピクサーが贈るのは、子ども時代を忘れてしまった“あなた”のための物語。きっと、あなたの“感情”にも響くに違いない。
『インサイド・ヘッド』は7月18日(土)より全国にて公開。
《text:cinemacafe.net》
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