【特別映像】シャーリーズ・セロン、女も惚れる!“究極の女戦士”に注目『マッドマックス』
今年のカンヌ国際映画祭で、世界中の映画ジャーナリストから多くの注目を集めた特別招待作品『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。特に人々を魅了したのが、「ディオール(Dior)」の黄色いロングドレス
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水や石油、あらゆる資源が尽きかけた世界で、資源を独占し、砂漠を支配するイモータン・ジョー。彼が率いる容赦なき追っ手たちが迫る中、マックスと対峙することになるのが、シャーリーズ・セロンが圧倒的な存在感で体現する“反逆の女戦士”フュリオサだ。
首に刻まれたドクロの烙印、スカルをあしらったハンドルでフュリオサが乗るのは、威圧的で難攻不落、まるで要塞のような立派な戦闘車ウォー・リグ。6輪駆動の18輪車。V8エンジンを装備するこの車両には、恐怖と暴力で民衆を支配するジョーに囚われた女たち(ワイブス)が密かに乗り込んでいる。
届いた特別映像では、ウォー・リグに迫るジョーの追っ手の車に向かってハンドルを切って蹴散らす瞬間で幕を開ける。ジョージ・ミラー監督に求められたのは、「マックスと対等の強さ。全力で戦うことができて、生き延びられる人物」だったとシャーリーズが語り始める。
マックスとフュリオサが初めて出会う格闘のシーン、車から落ちそうになるマックスの足を片手で捕まえる迫力満点のシーンがインサートされ、「フュリオサは究極の女戦士よ」という彼女の言葉通り、運転中の車から半身を乗り出してライフルを放つ場面まで続いていく。
フィリオサは「幼いときに拉致され、結果的に支配者に使える身になった」と監督は説明。「彼女はそれまで壮絶な苦痛と恐怖を味わってきた」と語るのはトム・ハーディだ。だが「彼女はまだ希望を捨てていない」と監督は続け、シャーリーズも「彼女は立ち上がり、反逆者となる」と言う。
「荒廃した世界を飛びだそうとする。運んでいるのは人間で、女なんだ」と監督。そして、シャーリーズは「支配者は過去に彼女を深く傷つけた。(だから)彼女は支配者の大事なものを奪った。彼から大事なものを奪われたから」と語る。「フュリオサは女たちを解放しようとして、その中で壮大な戦いを引きおこす。この最後の賭けで、生きる意味を見い出したい」のだと監督も言葉を続ける。
「希望を見つけたい」と言うフュリオサに、マックスが「何のために」と問い掛けるが、フュリオサがどう応じるのかには注目。囚われた女性たちを守るため、そして何よりも自分自身のために闘うフュリオサは、男も女も惚れる“MAX”のカッコよさ。まずは、この映像から彼女の姿を確かめてみて。
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は6月20日(土)より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほかにて2D/3D&IMAX3D公開。
《シネマカフェ編集部》
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