『ハリー・ポッター』、ロンドンのウエスト・エンドで舞台化
『ハリー・ポッター』の新作舞台がロンドンのウエスト・エンドで開幕される。
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「ハリー・ポッター・アンド・ザ・カースド・チャイルド」という名のこの新作は来年夏にもロンドン中心部にあるパレス・シアターで開幕されることになり、前売り券が今秋から発売開始されるという。
この作品ではハリーの亡き両親リリーとジェームズ・ポッターの生涯とヴォルデモートによるその死、そしてそれによってリリーの姉ペチュニア・ダーズリーとその夫バーノン、そのいじめっ子の息子ダドリーの元へ赤ん坊のハリーが引き取られることに焦点が置かれるようだ。
この舞台の脚本はシリーズの原作であるJ・K・ローリング、ジャック・ソーン、そして監督も務めるジョン・ティファニーが共同執筆している。
現在のところ出演者は発表されていないものの、ソニア・フリードマン、コリン・カレンダーらプロデューサー陣は、主役を求めて非公式のオーディションを行っているところだと「The Daily Mail」紙は報じている。
ローリングはツイッターでこの舞台化のニュースは明かしているものの、ストーリーについては多くを語っていない。「『ハリー・ポッター・アンド・ザ・カースド・チャイルド』という名の舞台が来年にロンドンで開幕することを今日喜んでお伝えします」。
「ジャック・ソーンと監督のジョン・ティファニーと私で書き上げた新しいストーリーになるわ」「これ以上言いたくはないの。だって私が知っている限りではファンのみんなにとってすごくお楽しみになることだから台無しにはしたくないわ」「でも前章的なものではないと言えるわ!」。
また、ローリングはそのハリーの新しい話を小説ではなく舞台という形で語ることにした理由についても説明している。
「避けられない(そして納得いく!)質問、なぜこれが新作小説ではないかってことへの答えだけど、この作品を見た人はこのストーリーには舞台が最適な媒体であったと納得してくれると自信があるわ」「長年に渡って、私にはハリーの更なるストーリーについて数えきれないほどのオファーを受けてきたけど、ジャックとジョン、そしてソニア・フリードマンこそがドリームチームなの!」「ハリーの語られていなかったストーリーをこのメンバーと(そしてもうすぐにみんなと!)共有できることは感激だわ」。
(C) BANG Media International
《シネマカフェ編集部》
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