オダギリジョー、“おかっぱ頭”で熱演!『FOUJITA』ティザービジュアルが公開
オダギリジョーを主演に迎え、1920年代よりフランスを中心に活躍した日本人画家・藤田嗣治の半生を描いた『FOUJITA』…
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1920年代、「乳白色の肌」で裸婦を描き、エコール・ド・パリの寵児となっていたフジタ。戦争を機に日本に戻り、数多くの「戦争協力画」を描いて日本美術界の重鎮に上りつめていく。5番目の妻である君代と疎開先の村で敗戦を迎えることになるが――。
オダギリさんがフランス語を猛特訓して撮影に挑んだ初の欧州進出となる本作。今回解禁となったティザーポスターでは、「パリが愛した日本人」というコピーとともに、アトリエでキャンバスに向かうオダギリさんが演じるフジタが映し出されている。そして彼を挟むように上下に配置された二枚の絵は、フジタがエコール・ド・パリを代表する画家の一人となるきっかけとなったと言われる「ジュイ布のある裸婦」(寝室の裸婦キキ)と、戦下の日本に帰国後、軍部の依頼で描いた数多くの“戦争協力画”の代表作でもある「アッツ島玉砕」だ。フランスと日本、二つの国と時代に生きたフジタの二面性がそこに表されている。
また、このほど本編より場面写真が公開。1920年代のパリ・モンパルナスで、芸術家の溜まり場だったカフェ「ロトンド」にて、フジタと当時の妻ユキ(フランス人)や、モンパルナスの女王と謳われたモデルのキキとのパーティシーンや、戦争を機に日本に戻り、5番目にして最後の妻となった君代夫人(中谷美紀)との2ショットが、作品の持つ静謐な空気とともに映し出されている。
フジタのトレードマークであるおかっぱ頭に丸めがねや、日本に戻ったフジタの白髪交じりの姿は、フジタ役に対するオダギリさんの熱量が伝わってくる。まずはこのビジュアルから、オダギリさんの熱演っぷりを覗いてみて。
『FOUJITA』は11月14日(土)より角川シネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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