マット・デイモン、火星に取り残される宇宙飛行士に…『オデッセイ』公開へ
『エクソダス:神と王』も記憶に新しいオスカー監督リドリー・スコットが、圧倒的演技派俳優マット・デイモンを主演に迎えた感動の超大作『オデッセイ』(原題:「The Martian」)
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
火星での有人探査の最中、宇宙飛行士のマーク・ワトニー(マット・デイモン)は猛烈な嵐に巻き込まれ、死亡したと推測された。だが、奇跡的に生き延びていたワトニー。残りの乗組員は火星を去ってしまい、厳しい環境の惑星でたった一人取り残されたことに気づくも、彼は空気も水も通信手段もなく、わずかな食料しかない状況で、知恵と精神力、創意工夫の才能を発揮して4年後のNASAの救出まで生き延びようとする。
2億2530万km離れた地球では、NASAと各国から集められた科学者たちが、彼を生還させるための努力を続ける一方、ワトニーのチーム乗組員は協力し、不可能とも言える大胆な救出ミッションを計画するが…!?
原作は、Amazonでの自費出版から感動の輪が広がり、NYタイムズのベストセラーリストに長期間ランクインされた大ヒット小説。“長い旅”を意味する邦題の『オデッセイ』は登場人物の苦難や絶望、そして希望に縁取られた長い旅路の先を予想させている。
監督を務めるのは、科学的視点とリアリティを追求したストーリーテラーであり、1作ごとに注目を集める巨匠リドリー・スコット。そして、彼とタッグを組むのは、『ボーン』シリーズや『オーシャンズ』シリーズと、不動の人気を確立したマット・デイモン。また、彼を救おうと奮起する船長メリッサ・ルイス役には『ゼロ・ダーク・サーティ』でゴールデングローブ賞「主演女優賞」に輝いたジェシカ・チャスティン。NASAの広報責任者役には『LIFE!』のクリスティン・ウィグと常に注目されるキャストが集結した。
到着したポスタービジュアルには、「70億人が彼の還りを待っている。」というシンプルだが壮大なキャッチコピー。これは火星に取り残された1人の男を助け出そうとする仲間たち、そしてその勇気に呼応するように世界中が団結し、ワトニー救出のため心を1つにして「彼を地球に還したい」と願う思いが込められたストーリーを、端的に映し出すメッセージになっている。
ビジュアルやキャッチコピーだけでもスケールの大きい物語を連想させる本作の続報をお楽しみに。
『オデッセイ』は2016年2月よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。
《text:cinemacafe.net》
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