【特別映像】まるで“父娘”! ターミネーターとの深い絆に涙続出
オープニング3日間で約6億7,000万円の興行収入を記録し、大ヒットスタートを切った、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』…
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ネット上では早くも、「感動した! ついつい感情移入しちゃう!」「期待以上!」と、往年のファンのみならず、10代や20代といった若い世代からも圧倒的な支持を得ている本作。過去や未来といった時間軸を超えた、シリーズ史上最大スケールで描かれたアクション満載だが、見どころは、実はスペクタクルシーンだけではない。今回届いた映像は、アーノルド・シュワルツェネッガー演じる、人を殺すことを目的として作られた殺人マシンT-800ターミネーターとエミリア・クラーク演じるヒロインのサラ・コナーとの関係性とドラマを深く理解できるワンシーンだ。
T-800は、サラが9歳の頃に両親を殺されて以来、サラを守り、サラのために闘う守護神のような存在。サラが親しみを込めて「おじさん」と呼ぶ姿は何とも印象的であり、まるで本当の家族であるかのように思わせる。今回入手した映像では、サラがカイル・リースと共に人類を救うべくして1984年から2017年へタイムワープするために、T-800ターミネーターとの別れを惜しむシーン。
約10年もの間、命を懸け共に過ごしたT-800にハグをするも、「そんなことをする必要はない」と人間の心情を理解できずにサラを冷たく突き放す。そうかと思いきや、カイルに向かって「君がサラを守るとは考えにくい」と敵意むき出しの様子が伺える。
主演のアーノルドは、「T-800は人間の特性に適応しているだけで人間のような感情がない。だから、彼には「抱きしめる」という行為の意味が理解できないんだ。でも、実は抱きしめられて彼も何か感じるものがあり、次第にサラに対して父性のようなものを抱くようになっていく。彼自身は気づいていないが、観客はそれを感じることができるよ」と、本作の鍵ともなる2人の関係性について語っている。
一方でサラ・コナーを演じるエミリアも、「今回のT-800とサラは、現場でのシュワと私の関係と同じで父と娘かのようだったわ。それが映画の中ではとても美しく描かれている。ロボットの父と人間の娘ということだけあって、思わず笑ってしまうようなやり取りもみられるの」とコメント。
さらに、ターミネーターと人間との間にうまれる絆を描いたアラン・テイラー監督は、「本作を作るにあたり、まずは人間関係といったドラマ部分が重要な要素だと考えてたんだ。これまでと同じことを繰り返すわけにはいかず、T-800の全く違った側面をみせて、アーノルドの守備範囲じゃなかった領域に彼を連れ込むことが非常に大切だった。彼は成長して、進化して、成熟した。そのおかげで、全く新しいものになったよ」とターミネーターシリーズの進化について満足の様子で語った。
『ターミネーター:新起動/ジェニシス』は全国にて公開中。
《text:cinemacafe.net》
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