台湾の新星ヤオ・アイニン、日本での活動に意欲も台湾版AKB募集には「歌が…」
台湾映画『共犯』が7月25日(土)に公開を迎え、物語のカギを握る少女・シャーを演じたヤオ・アイニンが来日。初回上映後に舞台挨拶に登壇した。
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通学途中に同じ学校の女子高生・シャーが変死しているのを発見した3人の学生たちが、事件の真相を追う姿を描きつつ若者たちの複雑な青春模様を映し出していく本作。少女・シャーを演じたヤオは本作でスクリーンデビューを飾った。
日本人写真家で木村伊兵衛賞受賞の川島小鳥が最新作「明星」にヤオを被写体として登場させ、その名が一躍知られるようになったが、今回が6回目の来日で日本語も勉強中。この日も開口一番「私はヤオ・アイニンです。今日はありがとうございます」と日本語で挨拶し、通訳を介しつつも、途中の質疑応答でも日本語の質問に自ら「はい、そうです!」と日本語で返していた。
シャーという少女は内に閉じこもったタイプの少女だが、ヤオは「私はシャーにとっても似てるんです。プライベートでは一人で部屋でじっとして過ごすのが好きです。監督は普段の雰囲気がシャーと合うと思って私を抜擢してくださったんだと思います」と語る。
現場では「私が役に入っていけるようにと監督はあまり口をきいてくれず、一人きりにして『音楽聴いてなさい』と言われました…(苦笑)」と述懐。「役の雰囲気作りは難しくなかったですが、ワイヤーで飛び降りたり、水の中のシーンは怖くて大変。タバコも元々、吸えないので吸うのは緊張しました」と明かした。
映画の中では長い黒髪姿だが、これは地毛だという。「撮影の後、暑くてバッサリ切ってしまったんですが、その後に追加シーンの撮影が入ってしまい、そこだけウィッグをつけてるんです(笑)」と秘密を明かしてくれた。
元々、日本が大好きということで「こうして日本に来れて嬉しいし、日本語はまだまだ難しいですけど、日本でもモデルや映画、TVの仕事をしてみなさんにお目にかかることができれば」と日本での活動にも意欲を見せる。司会者から、台湾でAKB48グループのメンバー募集があるけど興味は…? と尋ねられると「私はもう25歳なのでダメでしょうね(笑)。そして問題は、歌を歌えないということです」と苦笑を浮かべていた。
最後に日本語で「『共犯』の物語は誰もが体験することを描いています。この映画を見ると周りの人にやさしくなれると思います。ありがとうございました」と挨拶し会場は温かい拍手に包まれた。
『共犯』は公開中。
《シネマカフェ編集部》
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