本年度映画賞を席巻! 『アメリカン・ドリーマー』ポスタービジュアル解禁
昨年全米で公開され、24の映画賞の40部門にノミネートされ、ナショナルボードオブレビューで作品賞、主演男優賞、助演女優種をはじめ、ゴールデングローブ賞で助演女優賞ノミネートを、
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1981年、NY。犯罪と暴力が氾濫するこの都市に生き馬の目を抜くオイル業界で、クリーンなビジネスを信条にオイルカンパニーを築きあげた移民のアベルとその妻アナ。事業拡大のために土地購入の頭金として全財産を投入した直後、彼の成功を阻止しようとする何者かの手によって、積荷のオイルの強奪、脱税による嫌疑、家族への脅威…次々にトラブルがのしかかる。悪いうわさは一気に広まり、ついに銀行から融資を断られ、信頼していた妻との間にも亀裂が。刻一刻と破産が迫るなか、孤立無援のアベルはトラブル解決のために奔走する。期限はわずか30日――。
ビジネスの現場で経営者が強いられる壮絶な危機を、圧倒的クオリティと息もつかせぬ緊迫感で描く本作でメガホンを握るのは、『マージン・コール』で初監督ながらアカデミー賞ノミネートされ、『オール・イズ・ロスト ~最後の手紙~』の2作品でハリウッドの次世代を担う旗手と称えられるに至ったJ・C・チャンダー監督。主人公の経営者・アベルを『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』、『スターウォーズ/フォースの覚醒』ほか、目下人気急上昇中の実力派俳優オスカー・アイザック。夫の成功を支えつつも家族を守りたい妻アナをアカデミー賞に2度ノミネートされた『ゼロ・ダーク・サーティ』ジェシカ・チャステインが好演する。
このたび解禁となったポスター・ビジュアルでは暗闇に浮かび上がる主人公アベルと妻アナの表情を消し、影が深く差す横顔がフィーチャーされており、アメリカン・ドリーマーという、ともすれば明るいサクセスストーリーを想起しがちなタイトルとは大きくかけ離れたシリアスなビジュアルに一筋縄では行かない苦悩や葛藤に満ちたドラマを想起させる仕上がりになっている。
果たして彼らの理想の代償とはいったい何なのか? キャッチコピーにある、「成功こそが正義なのか?」の意味は? 1981年、まだ荒々しかったNYを舞台にどのような物語が描かれるのか期待が高まる。
『アメリカン・ドリーマー 理想の代償』は10月1日(木)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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