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沢城みゆき&上田麗奈&洲崎綾ら、Project Itoh『ハーモニー』に豪華声優陣集結

『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』に続く“ノイタミナムービー”第2弾として注目を集める「Project Itoh」。先日から第1弾『屍者の帝国』第2弾『虐殺器官』の豪華声優陣が発表されますます話題となっているが、

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『ハーモニー』-(C)Project Itoh / HARMONY
『ハーモニー』-(C)Project Itoh / HARMONY 全 10 枚
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『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』に続く“ノイタミナムービー”第2弾として注目を集める「Project Itoh」。先日から第1弾『屍者の帝国』第2弾『虐殺器官』の豪華声優陣が発表されますます話題となっているが、この度、本プロジェクト最終作『ハーモニー』のメインキャストが解禁。沢城みゆき、上田麗奈、洲崎綾ら人気女性声優陣の顔ぶれが揃った。

34歳という若さでこの世を去った小説家・伊藤計劃のオリジナル長編小説3作品を劇場アニメ化するこのプロジェクト。第3弾となる本作の原作「ハーモニー」は、亡くなる数か月前に発表された彼の遺作だ。没後2012年にアメリカの権威ある「SF文学賞フィリップ・K・ディック賞」特別賞を日本人で初めて授与されたことでも話題に。前作「虐殺器官」から数十年後の近未来を想起させる世界が描かれ、伊藤氏が模索した未来の世界の姿の一端が垣間見える傑作となっている。

そんな本作は、前2作と異なり、物語の鍵を握る3人のキャラクターを女性が占めている。まず、主人公の霧慧トァン役には、アニメ「ルパン三世」峰不二子役を継承し、「PSYCHO-PASS サイコパス」にも出演するなど“ノイタミナ”に縁が深い沢城さん。

沢城さん演じる霧慧トァンは、13年前の事件で共に自殺を図り逝った友人・御冷ミァハの存在にいまなお縛られながらも、世界の戦場を渡り歩き平和維持活動を行う監察官。ある日、突如発生した大量殺人事件の捜査を進めるうちに、死んだはずのミァハの影を感じるようになり…そして彼女は世界の真実に近づいていく。

また、13年前の事件の首謀者で、調和と慈愛を重んじた優しすぎる世界を拒絶し、トァンらを誘って自殺を企てるカリスマ的魅力の美少女・御冷ミァハ役に、2015年の第9回声優アワード新人女優賞を受賞した上田麗奈が抜擢。同じく第9回声優アワード新人女優賞を受賞した洲崎綾が、2人の良き理解者で、13年前の自殺未遂を経験して以降、トァンとは対照的に社会に溶け込むべく生活を送る零下堂キアンを演じる。

そのほか、トァンの父で、“優しすぎる世界”を支える高度医療システムWatchMeの生みの親の科学者・霧慧ヌァザに、舞台・映画・声優と幅広く活躍する森田順平。ヌァザのシステムの共同開発者・冴紀ケイタに、『ロード・オブ・ザ・リング』ゴラム役で知られるチョー。大量殺人事件の解明に乗り出したインターポールの捜査官・エリヤ・ヴァシロフには、『屍者の帝国』へも出演する三木眞一郎。トァンの上官であるオスカー・シュタウフェンベルクに、ニュース番組のナレーションも担当する榊原良子。トァンと戦地で取引を行うトゥアレグ族の長・アサフに、前2作にも出演する大塚明夫、といった重厚なキャスト配置が実現。

沢城さんは本作について「こんなにも単品で、命のことだけ取り扱った物語を私は見たことがありません。戦争や病気、家族といったほかの要素を何も纏わない、剥き出しの、命の、命の意志のお話。その化身の様にして劇中存在するミァハを心が強烈に警戒するせいで、ちっともトァンの印象が残りません。あんなに喋ったのに!(笑)」と、独自の世界観を表現。

さらにファンへ向けて「簡潔にコメントをしようとしているわけではないのですが、劇場に足をお運び下さいとしか、口にできることが見つかりません。分かち合えるような物語では無いように感じますが、1人で受け止めることもままならない、そんな鑑賞後感です」と胸の内をコメントした。

公式サイトでは、前述した豪華キャスト総出演の新PVが公開されており、キャストボイスだけでなく、「EGOIST」による主題歌「Ghost of a smile」の音源も本PVにて初解禁。また本日24時55分よりフジテレビ“ノイタミナ”にて放送される「乱歩奇譚 Game of Laplace」内でもスポット映像が放送予定だ。

『ハーモニー』は12月4日(金)より全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

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