ダース・ベイダー&最新悪役カイロ・レンも出現!『スター・ウォーズ』ねぶた
新たに3部作で構成される『スター・ウォーズ』シリーズの第1作目『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が、国の重要無形民俗文化財でもある夏の風物詩「青森ねぶた祭」に参戦! ルーカスフィルム公認“スター・ウォーズねぶた
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本日8月1日(土)に、翌日から始まる「青森ねぶた祭」に先駆けて前夜祭セレモニーが開催。そこでお披露目された“スター・ウォーズねぶた”は、ルーカスフィルムが監修した4台の“ねぶた”をねぶた師が立体的に制作するということもあり、お披露目前から大きな話題に。この日、優先観覧エリア整理券が配布されるも僅か25分で配布は終了し、日本全国より100人を超える報道陣が参加したことからも、その注目の高さが伺える。
会場となる青森市の青い海公園特設ステージには、実物を見るべく約3万人もの人が訪れ、19時の開始前から熱気と興奮で大盛り上がり。初めに、4台のうちの1つ「フォースの覚醒ねぶた」を担当したねぶた師の北村春一が登場し、今回の制作について「下絵の段階からねぶたをよく研究しキャラクターを克明に再現するだけでなく、ねぶた独自の技法との表現を理解し尊重してくださったスタッフの皆さんに深く感謝します」とコメント。
そして、ついに4台の“スター・ウォーズねぶた”が登場。まず出てきたのは「ドロイドねぶた」。その完成度の高さに加えて、人気のキャラクターが描かれているねぶたを目の前にして歓声が沸き起こった。さらにR2-D2が会場に応援に駆け付け、自分のねぶたでの晴れ姿に満足している様子に会場からは「カワイイ」という女性ファンの声も。次に「ジェダイねぶた」が登場。ルーク・スカイウォーカーとヨーダというジェダイを代表する2人が描かれているとあって、フォースの強い熱気が感じられるデザインにファンも大喜び。続いて「シスねぶた」登場時には、どこからと「コーホー…」という呼吸音と共に、おなじみのテーマ曲に乗ってダース・ベイダーとストームトルーパーが会場に出現。ダース・ベイダーの合図をきっかけに「シスねぶた」が登場する凝った演出に、会場からは拍手が湧き起こった。
そして最後の4台目は、この日までそのデザインも極秘とされていた「フォースの覚醒ねぶた」。12月に公開される最新作に基づき、左にはヒロインのレイ、右手には人気沸騰中の新キャラクターBB-8、中央には新たな3部作の悪役と発表されたばかりのカイロ・レンがデザインされており、ひときわ大きな歓声が上がった。
全てのねぶたが勢ぞろいした後、青森市長の鹿内博氏が「明日から始まる青森ねぶた祭りにこうしてスター・ウォーズが、応援しに元気を与えに励ましに、前夜祭に駆け付けていただき、心から感謝申し上げます。先人たちが残してくれた素晴らしいねぶたを次の世代にもしっかりと受け継ぎ伝えていきたい」と挨拶した。
会場の盛り上がりが最高潮となったところで、青森工業高校ねぶた研究会によるスター・ウォーズねぶた4台を使ったデモンストレーションが開始。『スター・ウォーズ』のメインテーマが流れる中、4台のねぶたが前後左右に移動し回転。一斉に動き出す4台のねぶたの大迫力に会場も終始釘づけとなり、観客の興奮も冷めやらぬ中イベントは終了した。
この“スター・ウォーズねぶた”は、8月2日(日)から7日(金)までの「青森ねぶた祭」開催期間中、2台をワ・ラッセ展示スペース(要入館料)、もう2台をワ・ラッセ屋外の西側広場にローテーションで展示(無料)される予定。
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は12月18日(金)より全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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