【予告編】アンジーも認めた新星ジャック・オコンネル主演『名もなき塀の中の王』
愛を知らず、暴力でしか自分を示せなかった不良少年が、塀の中で生きる希望を見つけていくさまをリアルに描く『名もなき塀の中の王』。アンジェリーナ・ジョリーの監督作への大抜擢でも注目を集め
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少年院でトラブル続きの暴力的な少年エリックが、成人の刑務所に移送されてきた。そこでも彼の乱暴は止むことがなかったが、心療セラピストとの出会いや、同じ刑務所内に収監されていた父親ネビルと再会によって、少しずつ変化が見え始める。愛を知らなかった少年が初めて生きる希望を見つけていくが、これまで彼の行動を問題視していた所内の勢力が動き始め…。
本作は、暴力でしか自らの存在を示せない不良少年が、刑務所で父親と再会を果たすも、それまでの暴力の代償がその身に迫ることになるサバイバル・ヒューマンドラマ。世界最大の批評家サイト「ロッテン・トマト」では満足度99%を記録するなど、注目を浴びている。
主演のエリック役には、『ユナイテッド -ミュンヘンの悲劇-』や『300~帝国の進撃~』で知られる期待の新星、ジャック・オコンネル。凶暴さと繊細さを併せ持つ爆弾のような少年をヒリヒリと演じきり、「新しいスターの誕生」と各方面から絶賛を受けた。
また、刑務所内で生き別れていた息子エリックと再会し、親としての愛情を注ごうとする父親ネビル役には、『ダークナイト ライジング』『アニマル・キングダム』などで国際的に活躍するベテラン俳優、ベン・メンデルソーン。さらに、物語のキーパーソンとなる、ボランティアで囚人たちの更正に尽力する心理療法士オリバー・バウマー役には『プライドと偏見』などのルパート・フレンドが脇を固める。監督を務めたのは、ユアン・マクレガーと組んだ『猟人日記』『パーフェクト・センス』で高い評価を得た、気鋭のデヴィッド・マッケンジーだ。
予告編映像では、「ここは少年院とはワケが違う、殺されるぞ」と刑務所で再会した父から忠告を受けるも、囚人のみならず、看守にも殴りかかるエリックの狂気を骨太のリアリズムたっぷりに映し出す。敵ばかりを作ってきたエリックが、父との絆や仲間たちを得てどう成長していくのか、無事のままでいられるのか、気にならずにはいられない。
届いたポスタービジュアルでも、鉄格子の中にいながらも飛びかかってきそうな形相でこちらを睨むジャック・オコンネルの姿が、本作のただならぬ雰囲気を予感させている。
『名もなき塀の中の王』は10月10日(土)よりK’s cinemaほか全国にて順次公開。
《シネマカフェ編集部》
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