最年少ノーベル平和賞の少女に迫るドキュメンタリー公開へ
タリバンに狙撃されながらも一命を取りとめ、2014年ノーベル平和賞の最年少受賞者となった17歳の少女マララ・ユスフザイの素顔を描いた…
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詩人であり、学校を経営する父と、文字の読めない母のもとに長女として生まれ、マララと名付けられた少女。彼女はパキスタンのスワート渓谷で生まれ育ち、BBCのために匿名で、タリバンに支配されたスワート渓谷の教育事情や生活についてブログを書き始める。しかし、「ニューヨークタイムズ」のドキュメンタリーに出演したことで身元が明らかになり、タリバンの標的にされてしまう。そして2012年、スクールバスで下校途中だったマララと友人は、銃で頭を撃たれ…。
「一人の子供、一人の教師、一冊の本、一本のペンで世界を変えることができる」――。ノーベル平和賞の受賞式で、こうスピーチしたマララさん。本作は、彼女が15歳のとき、スクールバスでの下校途中に銃撃された衝撃的な事件とともに、その出生と、父ジアウンディが“マララ”の名に込めた想い、生い立ちを追っていくドキュメンタリー。地球温暖化に警鐘を鳴らした『不都合な真実』のデイヴィス・グッゲンハイム監督が映画化した。
一命をとりとめたマララは、リハビリを経てもなお、パキスタンの教育活動家としての道を選び、マララ基金を設立、子どもの権利のため世界規模の活動をいまも行っている。若き活動家にして、ノーベル平和賞の受賞者。だが、父にとっての彼女は、娘であり、学生であり、ティーンエイジャーだ。
ブラッド・ピットやロジャー・フェデラーが好きな女の子が、なぜ教育のために運動し、タリバンに撃たれなければならなかったのか? “ふつう”の少女が世界を変えようとしている、いま知っておくべき彼女の真実の物語に、本作では迫っている。
『わたしはマララ』は12月11日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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