【特別映像】メリル・ストリープの愛娘は大物女優も認める存在感
『メイズ・ランナー 砂漠の迷宮』にも出演するパトリシア・クラークソンと、『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』などのベン・キングズレーという、ベテランのオスカー俳優が共演を果たす『しあわせへのまわり道』。実は本作で、パトリシア
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2014年、トロント国際映画祭で「観客賞」次点を獲得した本作は、主演のパトリシアがニューヨーカー誌に掲載されたエッセイを原作とした脚本に惚れ込み、映画化が実現。ニューヨークの売れっ子書評家ウェンディの順風満帆の人生が突如崩壊、インド人タクシー運転手ダルワーンから“車の運転”のレッスンを受けながら、もう一度、人生をやり直していく、大人のためのハートフルストーリーだ。
パトリシアとベン、2人のベテラン俳優との共演でも臆することなく存在感をみせるのが、主人公ウェンディの娘・ターシャを演じるグレース・ガマ―。劇中では、ウェンディに車の免許をとるように勧める重要な役どころを演じている。約10年前、女優になる前にもかかわらず、「あなたは私の娘を演じるべきよ」とパトリシアに言わしめただけあり、実に息のあった母娘の演技を見みせている。
1986年、ニューヨーク生まれのグレースだが、母は3度のアカデミー賞に輝くメリル・ストリープ。姉のメイミー・ガマーも女優として活躍している。オフ・ブロードウェイで初めて舞台に立ち、トム・ストッパードが手がけた「Arcadia」でブロードウェイ・デビュー、クロエ・カバリー役で「シアター・ワールド賞」を受賞した。また、『幸せの教室』『フランシス・ハ』といった作品のほか、「SMASH/スマッシュ」、「アメリカン・ホラー・ストーリー」シリーズ、「ニュースルーム」シリーズ、「エクスタント」と人気海外ドラマにも出演している。
今回届いた本編映像は、父・テッドが家を出て行ったことを知り、ウェンディの元を訪れるターシャが、孤独な母親を心配するあまり、“車の運転ができない”という現実問題をつきつけ、免許を取るように勧めるというシーンだ。
グレースは、「“パティ”に会ったのは17~18歳のときだから、ずいぶん前のことです。まだ私が女優になる前でした。それなのに彼女は『あなたは私の娘を演じるべきよ。そして私があなたの母親を演じるの。きっと実現する。きっとそうなるわ』と言いました」と、パトリシアの“予言”をふり返る。
その後、本作への打診があった際には「もちろん」と応じたというグレース。「なぜなら、まずパティが大好きだし、それに、この映画が制作に入るまでに長い時間がかかっていますから。多くの人の心に寄り添う映画だと思います」と語り、本作に手応えを覗かせている。
『しあわせへのまわり道』は8月28日(金)よりTOHOシネマズ日本橋、TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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