【特別映像】「glee」アーティ役のケヴィン、合唱部員から教師に
2度のアカデミー賞に輝くダスティン・ホフマンを迎えて贈る、9月に公開を決定した『ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声』。本作には、ドラマ…
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複雑な家庭環境に育ち、トラブルばかり起こしていた少年ステットだが、実は類まれな美声の持ち主だった。そんな彼に飛び込む名門少年合唱団への入学。そこで少年たちの育成を任されているのは、厳しい指導で知られているカーヴェル。彼は若い頃に才能を否定され、指導者の道に入った過去があり、才能がありながらも、無駄にしているステットに対して厳しく接する。楽譜も読めず同級生たちからのいじめに遭いながら、カーヴェルの導きにより、次第に“歌う”事に魅了されていくステット。そんなとき、由緒正しいコンサートでソロを歌うチャンスが与えられる――。
本作では、ベテラン教師でいまなお衰え知らずの頑固な合唱団団長カーヴェルに、ダスティン・ホフマン、天才少年シンガーのステットを演じるのは新人若手俳優ギャレット・ウェアリング。さらに海外ドラマ「glee」で全シリーズ通して出演した、車椅子とメガネがトレードマークの青年アーティ・エイブラムス役のケヴィン・マクヘイルも教師ウーリーとして出演。
「glee」では合唱部の生徒役を演じたケヴィンが今回演じたのは、エリート少年合唱団を指導する教師。孤独な少年ステットのために闘ってくれる若い教師ウーリーを熱演している。
今回解禁となったのは、ウーリーが、ステットをはじめ、生徒たちに発音の練習を指導するシーン。生徒たちはニック・ペイジの「ニシュカ・バニャ」を課題曲に腹式呼吸の練習を行う。喉から声を出すステットに“まるでカエルだ”と言いながら厳しくも温かく指導するウーリーは、まさに「glee」で学んだことを次代に受け継ぐかのような熱心な面持ちだ。
声変わりするまでのごく短い時間、天から与えられた声を持つ少年合唱団で、一人ぼっちの少年が厳しい指導者との出会いによって成長し、運命を切り開いていく姿を描いた本作品。若い頃音楽を学び、挫折した経験を持つダスティン・ホフマンの自伝的映画ともいえる本作は、子ども時代の束の間の美しさと時間の奥深い力を思い知らされる不屈の魂から生まれた、奇跡の物語だ。
『ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声』は9月11日(金)TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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