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天才子役が魅せる!少年から学ぶ人生の切り開き方『ボーイ・ソプラノ』ほか

この9月、奇しくも、“次世代を担う天才子役”が演じる少年たちが、ある出会いを通じて力強く生きていく姿を魅せる映画が、3週連続で公開される

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『ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声』(C)2014 BOYCHOIR MOVIE, LLC. All Rights Reserved.
『ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声』(C)2014 BOYCHOIR MOVIE, LLC. All Rights Reserved. 全 9 枚
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この9月、奇しくも、“次世代を担う天才子役”が演じる少年たちが、ある出会いを通じて力強く生きていく姿を魅せる映画が、3週連続で公開される。この3作品に共通するのは、彼らが自分たちの前に立ちはだかる脅威と懸命に闘っていること。そんな少年たちが大人に伝えてくれる、人生の切り開き方に迫った。

1.少年VSコドモなジジイ『ヴィンセントが教えてくれたこと』
9月4日(金)公開の『ヴィンセントが教えてくれたこと』は、人生に空しさを感じ始めていた“不良老人”が、年の離れた少年との友情を通して、もう一度“生きる力”を取り戻していく物語。アルコールとギャンブルをこよなく愛する、ちょい悪オヤジのヴィンセントを演じるのは、ビル・マーレイ。2015年ゴールデン・グローブ賞で「作品賞」「主演男優賞」(コメディ/ミュージカル部門)にWノミネートされた。

本作で少年オリバーが闘うのは、アルコールとギャンブルにおぼれ、口を開けば毒舌を連発する偏屈老人ヴィンセント。大人になりきれないコドモなヴィンセントに、大人な子ども、オリバーは悪戦苦闘する。このオリバーを演じるのはジェイデン・リーベラー。ビル・マーレイ相手に堂々と渡り合った彼は、ラスベガス映画批評家協会賞始め、数々の「ベスト子役賞」を獲得している。

2.少年VS限られた時間『ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声』
翌9月11日(金)に公開となる『ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声』は、厳しい生活環境下で生き抜いてきた少年が、突然の事故をきっかけに米国一のエリート少年合唱団を有する私立高に入学し、才能を開花させ、自身の人生を切り開いていく感動のドラマ。少年合唱団を率いるベテラン団長を2度のオスカーに輝くダスティン・ホフマンが演じる。

本作で、少年ステットが対峙するのは“時間”。これはステットだけではなく、少年合唱団員全員に言えることで、ボーイ・ソプラノは永久的に出せるものではなく、少年から大人になるまでのわずかな間だけしか出せない“奇跡の歌声”であるからこそ。夢の舞台を目指しながらも、いずれは終わりが訪れる才能の儚さが秀逸に描かれている。

ステット役のギャレット・ウェアリングは、本作が長編映画初出演となったが、それまでモデルとしても活躍し、プリティーン男子モデル賞などを獲得。早くもハリウッドでは、近年まれに見る天才子役と言われ、「リバー・フェニックスの再来なのでは?」と注目を集めており、先日の来日でも話題を呼んだ。

3.少年VSアルプス『ベル&セバスチャン』
最後に、9月19日(土)公開の『ベル&セバスチャン』は、第二次世界大戦中のナチス占領下のフランスで、ユダヤ人家族を救うため、冬の“アルプス越え”に挑む孤児セバスチャンと野犬ベルの絆を描いた感動物語。

孤児セバスチャンが闘うのは、極寒の冬のアルプス。第二次大戦下、山の麓の小さな村で暮らすセバスチャンは、野犬ベルと共にまだ見ぬ母親の帰りを待っていたが、ナチスの捜索の手が伸び、ユダヤ人一家を救うため、道案内人として危険な冬のアルプス越えに命がけで挑む。

本作でセバスチャンを演じるのは、2,400人の候補者の中から選ばれた新星フェリックス・ボシュエ。無邪気さとたくましさをあわせ持つ少年を素直な感性で見事に演じ、ベル役の真っ白で大きなグレートピレニーズとの絶妙なコンビネーションを観客を魅せている。

純粋な心を持つ少年たちが、素直にまっすぐな眼差しで前を向いて進む姿は、観ている私たちが多くのことを学ばされるかも…。天才子役たちの期待を裏切らない名演は必見だ。

《シネマカフェ編集部》

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