野生動物目線の壮大な旅へ!『シーズンズ 2万年の地球旅行』1月公開決定
日本でも大ヒットを記録した『オーシャンズ』(’09)の監督コンビが、地球の歴史を季節に見立て、新たなるネイチャードキュメンタリーの扉を開く『シーズンズ 2万年の地球旅行』
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2万年という悠久の時間、そこで懸命に生きる生命をドラマティックに描いた、壮大な旅。ここには、この地球のすべての生命の希望に満ちた未来がある――。氷河期が終わり、あらゆる生命が“春”を謳歌し始めた2万年前から現在、そして未来へと至る地球の歩みを、季節になぞらえ、動物の目でとらえた全く新しいネイチャー・ドキュメンタリーとなる本作。
総製作費40億、構想4年、400人のスタッフが最新の撮影機材を駆使し、歴史学、動物行動学、人類学、哲学、民俗学、植物学ら多くのスペシャリストと共に時空を超えた感動的なストーリーを紡ぎ出していく。
今回、解禁となった特報映像では、移ろいゆく季節のような壮大な時間を生き抜いてきた動物たちの“地球旅行”がお目見え。ロバ、シマウマを除くと、現存する唯一の野生馬、モウコノウマの格闘シーンや、濫獲により個体数が激減しているヨーロッパオオカミの狩りの様子、鳥の編隊飛行、ヒグマ同士の大乱闘、悠然で神秘的なトナカイの大移動などが映し出されていく。
これは、世界初の無音小型バギーの開発により、馬やオオカミと同じ目線で狩りの臨場感溢れる疾走に肉薄した映像を実現。また、『WATARIDORI』(’01)で開発した軽量飛行機のさらなる改良により、雁の群れを並走飛行で撮影することに成功し、大空を遊泳する気持ち良さを体感できるものとなっている。
そして、映像にも登場したトナカイやヨーロッパオオカミ、オオヤマネコ、ヒグマ、シロフクロウ、モウコノウマなどの動物たちが、2万年もの時を飛び越えてくるかのようなポスタービジュアルも解禁。地球の主人公、野生生物の目線でとらえた2万年の物語を、動物行動学に基づいた効率的かつ緻密な撮影技法でありのままにカメラに収めることに成功した、本作の躍動感を感じさせている。
また、本作は10月22日(木)より開催される第28回東京国際映画祭の特別招待作品としての上映も発表されている。
『シーズンズ 2万年の地球旅行』は2016年1月15日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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