マット・デイモン、火星での奇跡に挑む『オデッセイ』公開日決定
マット・デイモンが巨匠リドリー・スコットとタッグを組み、先週末に全米公開された主演最新作『オデッセイ』…
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火星での有人探査の最中、猛烈な嵐に巻き込まれた、宇宙飛行士のマーク・ワトニー(マット・デイモン)は死亡したと推測され、残りの乗組員は火星を去ってしまう。しかし、生き延びていたワトニーは、空気も水も通信手段もなく、わずかな食料しかない厳しい惑星でたった一人、知恵と精神力、創意工夫の才能を発揮して、4年後のNASAの救出まで生き延びようとする。
そのころ、2億2,530万km離れた地球では、NASAと各国から集められた科学者たちが、彼を生還させるための努力を続けるが、その一方で、ワトニーのチーム乗組員は彼のために、不可能とも言える大胆な救出ミッションを計画する――。
先日、NASAが火星に水があることを発表し、大きな話題を呼んだばかりの中、アカデミー賞に輝くリドリー・スコット監督が、火星を舞台にノンフィクションのように圧倒的なリアリティとスリルに満ちた不屈のサバイバルを描いた本作。
世界初の人工衛星が打ち上げられた日を記念して設けられた「世界宇宙週間」直前の10月2日、全米3,831館で一斉に公開された本作は、4日までの3日間で全米興行収入54,308,575ドルを記録し、初登場第1位のヒットスタートを達成した。また、この勢いは世界各国にも広がっており、イギリス、オーストラリア、メキシコ、香港、イタリアをはじめ、20か国でオープニングNo.1スタートを記録、うち9か国であの『ゼロ・グラビティ』のオープニング記録を上回る結果をたたき出している。
先日開催された、トロント国際映画祭でのプレミア上映後には、「例えて言うなら『インターステラー』のきわめて難解な要素を排除した、分かりやすくて、スリリングなサバイバルとレスキューのアドベンチャーだ」(New York Post)、「刺激的というよりは、終始、主人公の動向に夢中になる」(The Hollywood Reporter)とメディアからも評され、公開前から期待が高まっていた。そして公開後には、全米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」でも観客の94%の支持(10月5日現在)を獲得。メディア関係者や評論家だけでなく、一般層からも支持を得たうえ、早くも2016年度のアカデミー賞の有力候補との呼び声も上がっている。
科学的視点とリアリティを追及したハリウッド屈指のストーリーテラーによる壮大なドラマと、また新たなヒーロー像を体現した主人公ワトニー役のデイモンに、ますます期待が高まる。
『オデッセイ』は2016年2月5日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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