パリ「メルシー」×「ラカグ」によるポップアップイベント「ニシンと食器」開催
東京・神楽坂のキュレーションストアla kaguが、merciのアートディレクター、ダニエル・ローゼンストロックをキュレーターに迎え、「HARENG(ニシン) と Vaisselle(食器)」をテーマにしたポップアップイベントを10月23日から11月16日まで開催する。
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ワイヤークラフト、ハンガー、ブラシなど様々な日用品のオブジェを収集しているというダニエル。今回のコレクションは、「ニシン」をテーマにした、ニシンとその保存などのために東ヨーロッパで用いられたテリーヌ型を展示。これらはドイツ、オーストリア、ルクセンブルクの有名メゾンによって作られたもので、デザインはキッチュなものから幾何学的ラインのものまで、素材はファイアンス焼きからセッキまで様々に集めた。イベント期間中は、「ラカグ」内のレストランでニシンのレシピを楽しむこともできる。
もうひとつのテーマでもある「食器」では、ヨーロッパの食に対する「メルシー」の考え方や演出、楽しみ方などを紹介。スペースにはイタリア、フランス、デンマークの各国のオブジェが置かれた北欧スタイルの3つのテーブルと椅子を用意。
イタリアからはスポンジスタンプを用いてハンドペイントを施したイタリアのピザ&パスタプレート。フランスはスイス人デザイナーのロリス&リヴィアが制作したコレクション「ティプシー」からゴブレットとワイングラス、ボウル、ピッチャーなどをセレクト。デンマークからは太陽や海によって色あせたような色合いのセッキのプレートやマグカップ、ピッチャー、グラス、ボウルなどを展示した。
また、頭上にはベネチアングラスのペンダント飾りの付いたシャンデリア、ナチョ・カーボネル代表作「Booo」、アメリカ製のガラス碍子で作られたペンダントライト「merci」といった照明が吊るされる。
さらに同ポップアップイベントでは、09年からメルシーで販売されているメダルをディスプレイするための持ち運び可能な家具が初披露される。ニシンをモチーフにしたメダルは「ラカグ」限定。さらに、「ラカグ」と「メルシー」のコラボレーションアイテムとして、Tシャツとトートバッグも限定販売される。
《HEW》
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