ジョージ・クルーニーの“いたずら”で豪華スターが団結『ミケランジェロ・プロジェクト』
ジョージ・クルーニー、マット・デイモン、ケイト・ブランシェットら、超豪華オスカー俳優を始めとするハリウッドの頂点が、第二次世界大戦下の知られざる“ヒーロー”たちの実話を完全映画化する『ミケランジェロ・プロジェクト』。
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第二次世界大戦下、たった7人で結成された特殊部隊“モニュメンツ・メン”。彼らはいずれも、芸術家、歴史学者、建築家、美術館・博物館キュレーターなど、戦場ではまったくのド素人のアートの専門家たち。ただ、ナチスから「美術品を守りたい」という一心で、経験のない戦場を駆け、世紀の奪還作戦に挑んでいく――。
ジョージを筆頭にマット、ケイト、さらにビル・マーレイ、ジョン・グッドマンなど超豪華キャストが集結し、知られざる実話を描く本作。その映画化を熱望し、誰よりも早く行動した人物こそ、ジョージだった。「第二次世界大戦中の知られざる物語を作るというのは不思議な気持ちさ」と語る彼は、すぐさま映画化のため映画会社に連絡をし、その2日後にはGOサインを取り付け、キャスティングのため友人たちに直接交渉を行ったという。
そんなクルーニーについて、ケイトは「ジョージは“モニュメンツ・メン”を突き動かしたその背景や重みはすごく理解していたわ」と語る。さらに旧知の仲であるビルも「ジョージは監督として素晴らしい仕事をした」と彼に賞賛を贈り、「まず楽しい。楽しくなきゃここにはいないよ」と、ジョージならではの撮影現場について明かした。
そんな言葉を裏付けるように、映像で映し出されるのはスタッフのフードに雪を入れて楽しむジョージのいたずらっ子な姿! テーマがテーマだけに緊迫の現場かと思いきや、マットや『グランド・ブダペスト・ホテル』などのベテラン、ボブ・バラバンらの言葉からも、終始リラックスムードだったことが伺える。
だが、その根底には戦争で偉業を成し遂げた英雄たちへの尊敬の念と、ジョージの情熱に突き動かされていることを明かす俳優たち。ジョージもまた、「この仕事ができるんだから楽しむしかないさ。こんな経験ができる人は多くはないからね。楽しむことが結果を生むんだ」と、自らの映画にかける想いをコメント。これだけの面々をまとめあげ、現代に知られざるヒーローを蘇らせた本作への自信を覗かせている。
『ミケランジェロ・プロジェクト』は、11月6日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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