結婚式より大事? デーブ・スペクター、アメリカ文化“ベビーシャワー”について語る
ニューヨーク発のベビー&キッズ ライフスタイルブランド「エイデンアンドアネイ」は、ベビーシャワー文化を発信するイベントを開催。ゲストにデーブ・スペクターを迎えてのトークショーを披露した。
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このほど、ニューヨーク発のベビー&キッズ ライフスタイルブランド「エイデンアンドアネイ」は、ベビーシャワー文化を発信するイベントを、東京都渋谷区松濤のTRUNK SHIBUYAにて開催。ブランド創業者レーガン モヤ・ジョーンズ氏が来日し、放送プロデューサーでワイドショーのコメンテーターとしてもお馴染みのデーブ・スペクター氏をゲストに迎えてのトークショーを披露した。
ベビーシャワーは、初めて出産する妊婦さんの友人や職場の同僚が開くお祝いの会。アメリカでは妊娠したほとんどの女性が経験するものと言われているほど、ポピュラーなイベントだ。イベントの前、妊婦さんはインターネット上にあるギフト・レジストリーに欲しいものをリストアップして、友人たちはそれを見てプレゼントを用意するという習慣があり、妊婦さんにとって実質的なメリットもある。ちなみに、さまざまなものがリストアップされる中で、「エイデンアンドアネイ」のおくるみはレジストリー率98%を誇り、プレママたちからも絶大な信頼を寄せられている。
レーガン氏自身、長女・アネイちゃんを妊娠したときにベビーシャワーを経験し、「妊婦さんは祝福されることで出産の準備が整ったと実感できる」と話した。またベビーシャワーのスタイルについては「どんなパーティを開くかは自由。贅沢で盛大なものからお茶会まで、自分たちの好きなスタイルでお祝いします」と恒例行事でありながら、形式的ではないベビーシャワーの魅力を語った。
デーブ氏は、「出産すると忙しくなる妊婦さんが友だちと最後に弾けるチャンス、いまでは結婚式より大事にされているイベントでは?」と、アメリカでベビーシャワーがいかに盛り上がっているかを話した。また「結婚式と違って儀式的なことを気にせず、自分たちの好みで思い切りおしゃれな会にできる。美味しいものを食べて、プレゼントがもらえて、女性にとってこれほど楽しい会はないのでは?」と続けた。
また職場で開かれるベビーシャワーは、「仕事を通じて仲良くなった人たちが、頑張ってねと妊婦さんを送り出す送別会でもあり、応援しているよというメッセージを込めた激励会でもある」とのこと。
日本でベビーシャワーの知名度が上がるにつれて、「ベビーシャワーに参加するのは出産を経験した先輩ママたちだけ」という誤解も少なからず生まれているという。実際は、ジェンダーフリーで男性も女性も、また出産の経験の有無も関係なく、誰もが妊娠・出産を祝福するためのもの。レーガン氏やデーブ氏が語るように、自由なスタイルで楽しめるものなのだ。
またレーガン氏によると、アネイちゃんは自分がママのお腹の中にいるときに開かれたベビーシャワーのビデオを見るのが大好きなのだという。それは、自分がみんなに祝福されて生まれてきたと感じるためだそう。生まれてくるベビーにとっても大切な思い出のひとつになるのだ。
今後、日本におけるベビーシャワーの普及について、デーブ氏は「妊婦さんもゲストも楽しめるベビーシャワーは一生の思い出になるイベント。日本で流行らないのはもったいない。東京にはおしゃれなスペースがたくさんあるのだから、話題のレストランや行ってみたい場所でベビーシャワーを開くという楽しみもあるのでは?」と日本のトレンドに詳しいデーブ氏ならではのコメントを寄せた。
「エイデンアンドアネイ」は、ベビーシャワーが日本の少子化や育児環境の改善に効果をもたらすものと信じ、ベビーシャワーアンバサダーの募集やパーティのサポートなど、ベビーシャワーカルチャーを発信するさまざまな企画を今後も進めていくという。周囲に妊婦さんがいたら、妊娠・出産を一緒に祝福する一生の思い出づくりにと、ぜひ提案してみてはいかが。
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