【シネマカフェ的海外ドラマvol.337】ウォーカー気分まで!? 4D上映で「ウォーキング・デッド」の世界を体感!
現在、FOXチャンネルで日本最速放送中の「ウォーキング・デッド」。11月中旬、都内某所で、シーズン6第1話の4D試写会が行われたので駆けつけてまいりました…
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現在、FOXチャンネルで日本最速放送中の「ウォーキング・デッド」。11月中旬、都内某所で、シーズン6第1話の4D試写会が行われたので駆けつけてまいりました。
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』など、映画の4D版が話題に上る機会は増えてきましたが、海外ドラマの4D上映はなかなか珍しい機会。しかも、上映されるのが「ウォーキング・デッド」ですから、どんな事態が待ち受けているのか気になるところです。
シーズン6第1話は、主人公のリックらがいままでに見たこともないウォーカー(ゾンビ)の大群を目にするところからスタート。いまや高い壁に囲まれた安全居住区域アレクサンドリアに暮らすリックと仲間たちですが、いずれウォーカーが押し寄せ、壁が決壊してしまう事態を避けるために策を練ります。そして思いついた作戦とは、自分たちの住む区域の逆方向へウォーカーの群れを誘導すること。果たして、作戦は成功するのでしょうか。
シーズン第1話ですから展開自体には“これから何かが始まる”といった序章の静けさがありますが、そこは「ウォーキング・デッド」の世界。リックたちの日常はいつだって危険と背中合わせです。そして、危険性が高ければ高いほど、4D体験は楽しくなるというもの!? 突然のウォーカー登場に合わせてシートがガクッと動いたり、ウォーカーを退治する際には返り血よろしく水が顔にかかったり。さらには、道行く車の振動に合わせてシートが細かく震えたり、みんな大好きダリルが矢を放つと同時に風が吹いたり、地味なディテールにもなかなか心が躍りました。
ちなみに、気になるウォーカーの匂いは、土っぽいような、チョコレートっぽいような? 実際のウォーカーは凄まじい腐敗臭だと思われますが、そこのリアリティは深く追求されていないようで一安心です。
さらに、1つ愕然とさせられたのは、リックたちがウォーカーにナイフを突き立てるたびに、シートの背もたれ部分が鋭く盛り上がり、背中をゴツッと突き刺されたこと! 4D上映と聞いた際は、てっきりリックやダリル気分になってウォーカー退治をさせてくれるものと思い込んでいたのですが、まさかウォーカー気分を味わう日が来るとは。非常に貴重な体験ではありますが、少しだけ複雑な気持ちに。普段の放送では「ウォーカーなんてやっつけちゃえ!」と思わされることもしばしばですが、考えてみればウォーカーも気の毒ですよね。今回の体験をきっかけに、ウォーカーの見方が変わった…かもしれません。
「ウォーキング・デッド」という題材あってこその4D上映でしたが、海外ドラマの新しい楽しみ方がまた1つ増えたのも事実。あのドラマやこのドラマも4Dで観てみたい。そう考えたとき、スラスラとタイトルが挙がってくるのも、現ドラマ界のクオリティとスケールを物語っているように思います。
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』など、映画の4D版が話題に上る機会は増えてきましたが、海外ドラマの4D上映はなかなか珍しい機会。しかも、上映されるのが「ウォーキング・デッド」ですから、どんな事態が待ち受けているのか気になるところです。
シーズン6第1話は、主人公のリックらがいままでに見たこともないウォーカー(ゾンビ)の大群を目にするところからスタート。いまや高い壁に囲まれた安全居住区域アレクサンドリアに暮らすリックと仲間たちですが、いずれウォーカーが押し寄せ、壁が決壊してしまう事態を避けるために策を練ります。そして思いついた作戦とは、自分たちの住む区域の逆方向へウォーカーの群れを誘導すること。果たして、作戦は成功するのでしょうか。
シーズン第1話ですから展開自体には“これから何かが始まる”といった序章の静けさがありますが、そこは「ウォーキング・デッド」の世界。リックたちの日常はいつだって危険と背中合わせです。そして、危険性が高ければ高いほど、4D体験は楽しくなるというもの!? 突然のウォーカー登場に合わせてシートがガクッと動いたり、ウォーカーを退治する際には返り血よろしく水が顔にかかったり。さらには、道行く車の振動に合わせてシートが細かく震えたり、みんな大好きダリルが矢を放つと同時に風が吹いたり、地味なディテールにもなかなか心が躍りました。
ちなみに、気になるウォーカーの匂いは、土っぽいような、チョコレートっぽいような? 実際のウォーカーは凄まじい腐敗臭だと思われますが、そこのリアリティは深く追求されていないようで一安心です。
さらに、1つ愕然とさせられたのは、リックたちがウォーカーにナイフを突き立てるたびに、シートの背もたれ部分が鋭く盛り上がり、背中をゴツッと突き刺されたこと! 4D上映と聞いた際は、てっきりリックやダリル気分になってウォーカー退治をさせてくれるものと思い込んでいたのですが、まさかウォーカー気分を味わう日が来るとは。非常に貴重な体験ではありますが、少しだけ複雑な気持ちに。普段の放送では「ウォーカーなんてやっつけちゃえ!」と思わされることもしばしばですが、考えてみればウォーカーも気の毒ですよね。今回の体験をきっかけに、ウォーカーの見方が変わった…かもしれません。
「ウォーキング・デッド」という題材あってこその4D上映でしたが、海外ドラマの新しい楽しみ方がまた1つ増えたのも事実。あのドラマやこのドラマも4Dで観てみたい。そう考えたとき、スラスラとタイトルが挙がってくるのも、現ドラマ界のクオリティとスケールを物語っているように思います。
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