ポール・ウォーカー、今度は父がポルシェを起訴!
ポール・ウォーカーの父がポールの死を巡り、ポルシェ社を起訴した。
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ポール・ウィリアム・ウォーカー3世は2013年、友人ロジャー・ロダスの運転していた2005年産ポルシェ・カレラGTに乗っていたポールがコンクリートの支柱と2本の木に衝突した後、車両が炎上したことによって悲劇的な死を遂げた事件の責任はポルシェ側にあるとして訴えているのだ。
「Entertainment Weekly」誌が入手した裁判書類によると、25日(現地時間)に裁判所へ提出された書類にはポールが乗車していた車の安全整備不足と、この車種が過去にも安定性の欠陥やコントロールの問題が数々挙げられていたことをポルシェ側が知っていたことなどを指摘しており、ウォーカー3世は不特定の損害賠償を求めているという。
その一方でつい先日にはポールの娘メドウ(16)もポルシェ社を相手取り訴訟を起こしていたのだが、ポルシェ社側はポールが同車種に対して知識と教養のある人物であったと反論していた。
メドウは、ポールが乗車していたタイプの高精密車両が急に道を外れたときにも車体を保護するように特別にデザインされた電子安定維持装置をポルシェ社が設置しなかった点を指摘していた。
さらに裁判の中では当時ロジャーが時速128キロから150キロのスピードで走っていたといわれている点に関しても、実際は100キロから114キロで走行していたと論じられていた。
また、メドウは車が炎上した時点ではポールはまだ生きていたものの、シートベルトに欠陥があったために車内から脱出できず死に至ったのだと訴えていた。裁判所に提出された書類には、シートベルトがとてつもない力でポールの胴体を跳ね返したことにより肋骨や骨盤が折れ、車の中に閉じ込められる形なったと記されていたという。
(C) BANG Media International
《シネマカフェ編集部》
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