クリスチャン・ベイルにブラピら豪華共演でリーマンショック描く『マネー・ショート』3月公開
変幻自在な役作りで知られるアカデミー賞俳優クリスチャン・ベイルを主演に、スティーブ・カレル、ライアン・ゴズリング、そしてブラッド・ピットとかつてない
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2005年、へヴィメタルをこよなく愛する金融トレーダー、マイケル(クリスチャン・ベイル)は、格付の高い不動産抵当証券の事例を何千も調べていく中で、返済の見込みの少ない住宅ローンを含む金融商品“サブプライム・ローン”が、数年以内にデフォルト(債務不履行)に陥る可能性があることに気付く。だが、その予測はウォール街の銀行家や政府の金融監督機関からは全く相手にされず、マイケルはある金融取引に目をつけ、ウォール街を出し抜くことを画策する。
同じころ、ウォール街の若き銀行家ジャレット(ライアン・ゴズリング)は、マイケルの戦略を察知、頭金なしで多くの低所得者に住宅ローンを組ませている大手銀行に不信感を募らせているヘッジファンド・マネージャーのマーク(スティーブ・カレル)を説得する。また、この住宅バブルを好機と捉え、ウォール街で地位を築こうと野心に燃える若き投資家の2人から、勝負を賭ける相談を持ちかけられたのは、いまは一線を退いた伝説の銀行家ベン(ブラット・ピット)。
そして、2008年。ついに住宅ローンの破綻に端を発する市場崩壊、いわゆるリーマンショックの兆候が現れ始め……。
本作は、映画『マネーボール』の原作者で、アメリカを代表するベストセラー作家マイケル・ルイスのノンフィクションを基に、世界経済を襲ったリーマンショックの裏側でいち早く経済破綻の危機を予見し、ウォール街を出し抜いた4人のアウトローたちを痛快に、ユーモアたっぷりに描きだす。
ブラッド・ピットが『マネーボール』に続いてプロデューサーを務め、『俺たちニュースキャスター』シリーズのアダム・マッケイ監督がメガホンをとる。ウォール街の巨大金融機関を敵に回す4人の型破りな金融マンには、ベイルを筆頭に、カレル、ゴズリング、そしてピット自身と人気・実力ともに兼ね備えたハリウッドを代表する豪華キャストが集結。
全米では12月11日より限定公開、12月23日より拡大公開が予定されているが、それに先駆け、メディアからは「スターたちの極上の演技!」(ACCESS HOLLYWOOD)、「シュールでエネルギッシュで最高に笑えるドラマ!」(THE PLAYLIST)、「今年マストで観るべき映画!」(FOX TV)と絶賛の声が相次ぎ、映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では12月1日現在で90%以上の高評価を獲得。12月10日(現地時間)にて発表される本年度ゴールデン・グローブ賞へのノミネートにも期待がかかっている。
最高のキャスト&スタッフが、世紀の金融破綻の裏側を一級のエンターテインメントとして描き出す本作。ウォール街のパワーも権威も常識も、すべてを敵に回した男たちの痛快すぎるエキサイティングな“勝負”に期待していて。
『マネー・ショート 華麗なる大逆転』は2016年3月、TOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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