スコットランドへ“聖地巡礼”!?「アウトランダー」効果で観光客が増加
テレビシリーズ史上最も官能的な愛の描写を描いた胸キュン海外ドラマ最新作「アウトランダー」。ロケが敢行されたスコットランドの雄大な自然も本作の魅力だが、この度、ロケ地となったスコットランドの…
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看護師のクレア(カトリーナ・バルフ)は夫とスコットランドのハイランド地方で休暇を過ごしていたが、途中に訪れたストーンサークルで、ひとり200年前にタイムスリップしてしまう。辿り着いた先は、スコットランドとイングランドの緊張が高まる1743年。密偵の疑いをかけられたクレアは、医療の知識を駆使して信頼を得ながら未来に戻る方法を模索していたが、困難な時代を生き抜くためにスコットランドの戦士ジェイミー(サム・ヒューアン)と結婚することに…。
原作は作家ダイアナ・ガバルドンの累計2,500万部を超える世界的大ベストセラー。時空を超えて存在する2人の男性の狭間で、愛と忠誠心に心引き裂かれる主人公クレアの愛と運命の物語を、圧巻の映像美を放つスコットランドを舞台に、壮大なスケールで描き出し、全世界的に人気を博している。
本作への熱狂的な人気は、物語の舞台・スコットランドにも大きく影響。国の歴史的建造物等の管理・管轄するスコットランド政府の機関「ヒストリック・スコットラン」によると、シーズン1でドラマの拠点となった“マッケンジー一族”のリアフ城には、観光客の割合が本作放送前と比べて44%も増加。この夏だけでも、ドラマの舞台となったお城を実際にひと目見ようと180万人もの人たちがドウン城を訪れたという。
また、番組でサム・ヒューアン扮するジェイミーが赤い軍服のイギリス兵から隠れるために池に飛び込むシーンで有名になった水車小屋のある東ロチアンのプレストン・ミルという場所では、過去1年で観光客が26%増加。このほかにもドラマで1940年代の村を再現するロケ地となったフォークランドでも観光客が12%増加、そしてジャコバイト壊滅の最終要因となるカロデンの戦いがあった戦場跡も19%の観光客増加がみられた。
物語の美しさも然ることながら、美しいスコットランドのロケーションも堪能できる本作。クリスマスや年末年始の冬休みにイッキ見して、旅行気分を味わうのも良さそうだ。
「アウトランダー」のブルーレイ&DVD発売&レンタル中、デジタル配信中。
《シネマカフェ編集部》
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