“最高齢”のファッションアイコンのドキュメンタリー、3月公開決定!
大きな丸メガネと大ぶりのアクセサリーがトレードマーク、94歳にして多くの有名デザイナーたちからリスペクトされ、いまなおNYのカルチャーシーンに影響を与えるアイリス・アプフェル。彼女のキャリアと人生に迫り、世界各国の映画祭でも熱く支持されたドキュメンタリー
映画
洋画ニュース
-
「思ったよりお似合い」イ・ジョンソクとムン・ガヨン、香港での目撃談が話題!
-
「ヴィクトリアズ・シークレット・ファッションショー」日本独占放送決定!2億超のブラも登場
-
「短くて面白い」が選ばれる新時代――新たな配信サービスの挑戦

NYパークアベニューの自宅で、ハイブランドのジャケットに、ヴィンテージアクセサリーや民族衣装を合わせ、即興でコーディネイトを披露する、アイリス・アプフェル。世界が惚れ込んだその人は、1950年代からインテリア・デザイナーとして活躍、夫と設立したテキスタイル会社も大成功をおさめ、あのジャクリーン・ケネディや歴代大統領からホワイトハウスの装飾を任されたキャリアを誇る。
そして2005年、アイリスのファッション・コレクションの展覧会がメトロポリタン美術館で開催されると、驚異的な動員数を記録。84歳にしてその人生に大輪の花を咲かせ、アイリスは自らを「80代の新人」と称した。そんなアイリスの魅力は一躍業界で話題となり、「ヴォーグ」誌のヨーロッパ版、「ハーパーズ バザー」誌など様々な出版物の特集を飾る。アイリスは類稀なるそのセンスを、いつどうやって身につけたのか? 競争の激しいNYで生涯現役の実業家でいられるキャリア術とは――?
「米ドキュメンタリー映画の巨匠」といわれる故アルバート・メイズルス監督による本作は、アイリスの“成功の秘訣”に迫るべく、展覧会や老舗デパート「バーグドルフ・グッドマン」でのディスプレイ企画、売り切れ続出のTVショッピングなどの舞台裏に潜入。また、先ごろ亡くなった最愛の夫・カールとの美しき夫婦愛も明かされる。
公開決定に合わせて解禁となったポスタービジュアルは、春を意識したポップな色調に、アイリス自慢のアクセサリーコーディネートの写真がメインに。また、ニューヨークの高層ビル街を型どり、テキスタイルをあしらうなど、おしゃれで凝った作りとなっている。このアイリスの写真は、「カルバンクライン(Calvin Klein)」「ラルフ・ローレン(Ralph Lauren)」などを手がける写真家ブルース・ウェーバーの撮り下ろしによるもので、セレブも夢中にさせる彼女の魅力がひと目で伝わるインパクト大のビジュアルとなっている。
全米最大の映画レビューサイト「Rotten Tomatoes」で満足度97%という破格の数字をたたき出している本作。そのポートレートのみならず、「ルールはない。あっても破るだけ」など、“言葉力100%”のアイリスの格言は、観る者に自由で楽しく生きることとサクセスの両立の極意を授けてくれるはずだ。
『アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー』は2016年3月5日(土)より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
特集
関連記事
この記事の写真
/