広末涼子、“愛娘”からの手紙に感涙…と思いきや、カラッと笑顔
実話エッセイを映画化した感動作『はなちゃんのみそ汁』のプレミア試写会が12月8日(火)、都で行われ、夫婦役で共演した広末涼子と滝藤賢一、娘の“はなちゃん”を演じる子役の赤松えみなちゃん、阿久根知昭監督が出席した。
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乳がんのため、2008年に亡くなった安武千恵さんが、生前ご家族との日常をつづったブログをもとに、関連書籍の出版やTVドラマ化、教科書への採用など社会現象を巻き起こした作品を映画化。病魔と戦う千恵さんが「私がいなくなっても、はなが暮らしていけるように…」という思いから、幼い娘に料理や家事の大切さを教えていく。
主演を務めた広末さんは、「家族の絆や暖かさ、日常のありがたさや健康の喜びを再確認してもらえれば。病気や死を見つめざるをえない現場でしたが、決して悲しい映画ではありませんので、大いに笑ってもられば」とアピール。「きっと、お空から見守ってくれたんだと思う」とモデルとなった千恵さんに感謝の意を表した。
この日はサプライズで、えみなちゃんが感謝の手紙を読み上げ、広末さんは号泣…と思いきや、壇上のえみなちゃんが持ち前の明るさを発揮し、自由奔放に動き回る姿にカラッと笑顔を見せ、「うれしいですね」と母の顔。その後も子どもらしく振る舞うえみなちゃんに対して、滝藤さんは「こんな舞台でも、自由でいられるのは大女優の予感」、阿久根知昭監督は「現場でも元気をもらっていた」と目を細めていた。
『はなちゃんのみそ汁』は12月19日(土)よりテアトル新宿&福岡にて先行公開、2016年1月9日(土)より全国にて公開される。
《シネマカフェ編集部》
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