【特別映像】マット・デイモン、火星で孤独でも“スーパーポジティブ”『オデッセイ』
巨匠リドリー・スコット監督がマット・デイモン主演で描くサバイバル・アドベンチャー大作『オデッセイ』。このほど、日本時間1月11日(月・祝)に発表されるゴールデン・グローブ賞の受賞および、来週14日(木)に発表となるアカデミー
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火星での有人探査の最中に事故に遭い、たった独り、取り残されてしまった宇宙飛行士のマーク・ワトニーの不屈のサバイバルを、NASAの全面協力のもとで描く本作。全米では、チャート2週連続1位のロケットスタートを記録し、公開4、5週目には異例の返り咲き1位を達成する大ヒットに。さらに、映画賞レースの開始を告げるナショナル・ボード・オブ・レビュー賞では「監督賞」「主演男優賞」「脚色賞」を獲得。また、ゴールデン・グローブ賞には「作品賞」「主演男優賞」(コメディ/ミュージカル部門)、「監督賞」と主要3部門にノミネートされ、アカデミー賞の有力作に急浮上している。
到着した映像では、スコット監督が「身の毛もよだつ状況だ。9万9千通りの危険がある」と明かすほど、究極の絶望に直面するデイモン扮するワトニー。だが、彼は、植物学などの科学的知識をフル稼働させ、火星で水や食料を作ろうと試みる、“スーパーポジティブ”なチャレンジ精神を発揮する。本作に全米が熱狂した最大の要因は、なんと火星のベースキャンプ内にジャガイモ菜園を作ってしまうほど、ずば抜けてユニークな彼のキャラクターだ。観客だけでなく、デイモンも脚本を一読して、「緊迫した状況でも、ユーモアを失わずに落ち着いて対処できるところに惹かれる」と感銘を受けたという。
また、スコット監督は、「ユーモアを生かすことが私の仕事の大部分だ」と振り返るが、デイモンは「リドリーの作品はとにかく規模が大きい。彼は4つのカメラで同時に撮影して別々に撮っているかのようにすべての映像が完璧なんだ」と撮影についても絶賛! この映像でも、視覚効果に頼らず、砂嵐をキャストに対しても見せたいと思ったというシーンが描かれる。観る人を魅了するデイモンの演技と、まるで疑似体験しているかのようなリアルさにこだわったスコット監督が描く本作は、火星への旅の準備をするNASAの人たちの間でも共感を呼んでいるという。
圧倒的なスケール感とリアリティ、観る者の胸を高鳴らすスリルとユーモア。その果てに、“火星で独りぼっちの男”は奇跡を成し遂げられるのか、引き続き注目していて。
『オデッセイ』は2月5日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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