滝藤賢一、広末涼子に抱き着くシーンは「確かに下心があったかも…」と告白
日本を感動の涙で包み、ベストセラーとなった実話エッセイを映画化した『はなちゃんのみそ汁』の全国拡大公開記念舞台挨拶が1月9日(土)テアトル新宿で行われ、出演する広末涼子、…
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『はなちゃんのみそ汁』は、乳がんを患い余命わずかだと宣告された主人公・千恵が、愛する娘・はなに料理の大切さを教えるために、鰹節を削って作るところから始めるみそ汁の作り方を伝授する物語。
劇中で滝藤さんを夫に、一青さんを姉にもった広末さんは「共演者に恵まれました」と話し、二人との共演について「すごく自然とカメラ前でもナチュラルに芝居されるので、スイッチングしなくていいというか。きっとソウル(魂)の部分が似ているのかなと思いました。家族の役だと波長が違うと難しかったりしますが、全く感じずに芝居ができたのですごくラッキーだったと思っています」と二人に向きなおると、滝藤さんは「広末さんがどんと構えて大きく受け止めてくれたからだ」と言い、一青さんも「姉よりも知恵さんのほうがしっかり者だと伺っていたので、預ける感じで演技していました」と、互いを誉めそやした。
滝藤さんは、さらに広末さんの演技に賛辞を惜しまない。「やってるときはさすが日本を代表する女優さんだなって思いましたし、できあがったときに、すごく丁寧にディティールを積み重ねていて驚きました。何度も広末さんの芝居に泣かされました」と話すと、広末さんは「私は滝藤さんがいつも泣いているので、もらい泣きしないように精一杯でした」と微笑んだ。
また夫婦役ならではの“役得”シーンがあったことを監督にばらされた滝藤さん。劇中、広末さんに抱き着くシーンがあったが、滝藤さん自身が積極的に提案したという。すると、滝藤さんは「そうだっけ?」と言いながら、噴き出す汗をハンカチで抑え、「まあまあ、それは…確かにそういう下心があったかもしれないけど(笑)、映画のことを考えて」としどろもどろの弁解をして、場内を温かい笑顔で包んでいた。
『はなちゃんのみそ汁』は全国にて公開中。
《シネマカフェ編集部》
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