リドリー・スコット監督、全米監督協会賞にノミネート!
リドリー・スコット監督が全米監督協会賞の長編映画部門監督賞にノミネートされている。
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『オデッセイ』への評価を受け同賞にノミネートされたスコット監督は、『レヴェナント:蘇えりし者』のアレハンドロ・G・イニャリトゥ、『スポットライト』のトム・マッカーシー、『マネー・ショート 華麗なる大逆転』のアダム・マッケイ、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のジョージ・ミラー監督らとともに受賞争いを繰り広げることになる。
『オデッセイ』はスコット監督にとって最も興行収入を上げた作品となっており、火星に残され過酷な状況の中レスキューを待つマット・デーモン扮する宇宙飛行士マーク・ワトニーのストーリーを描いたもので、2011年発刊のアンディ・ウィアー著作『火星の人』を基にした作品となっている。
イニャリトゥ監督はこれまでに3度を全米監督協会賞にノミネートされており、昨年は『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』で同賞を受賞、2012年にはプロクター・アンド・ギャンブル社のために制作したCMがノミネート、2005年には『バベル』でノミネートされている。
第68回全米監督協会賞では長編映画を手掛けた新人監督が対象となるファーストタイム長編映画部門が新設され、『エクス・マキナ』のアレックス・ガーランド、『ザ・ギフト』のジョエル・エドガートン、『A Wolf at the Door』(原題)のフェルナンド・コインブラ、『The Diary of a Teenage Girl』(原題)のマリエル・ヘラー、『Son of Saul』(原題)のラースロー・ネメスらが名を連ねている。
全米監督協会賞の会長パリス・バークレイ氏は「今年がいつもと違う理由はノミネートされた5つの作品がどれもテーマ、製作、ビジュアルにおいて自由な作品であることです。ノミネートされた素晴らしい作品たちを祝福します」とコメントしている。
第68回全米監督協会賞は来月6日にロサンゼルスのザ・ハイアット・リージェンシー・センチュリー・プラザで開催される予定だ。
(C) BANG Media International
《シネマカフェ編集部》
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