芥川賞作家・羽田圭介、ベッキー不倫騒動に持論!
芥川賞作家で、トークバラエティなどでも人気の羽田圭介が1月18日(月)に開催された映画『ブラック・スキャンダル』の試写会に出席。劇中のジョニー・デップの扮装で、ハゲヅラまで被るという体を張った芸で会場をわかせた。
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アメリカで新聞社のスクープによって発覚した汚職スキャンダルを映画化した本作。FBIとギャング、政治家が密約を結び、彼らにとっての敵を排除していくために手を汚していくさまがハードな描写と共に描き出される。
この日は、タレントで政治好きとして討論番組などへの出演も多い春香クリスティーンも出席したがいつも通りの華やかな衣裳のクリスティーンさんとは対照的に、羽田さんは革ジャンにサングラスでジョニー・デップ演じるバルジャーになりきって登場! 羽田さんは「(バルジャーは)寡黙な男なので、楽屋でも役作りで喋らないようにしてた」とのこと。映画については人間ドラマとしてギャングものが描かれていた」とこれまでにないギャング映画として称賛し、特にジョニーに関して「ジョニー・デップの映画の中で一番いい! 『パイレーツ・オブ・カリビアン』とかどうでもいい」と過去作品をディスりつつ、ジョニーの最高傑作と称えた。
“スキャンダル”を扱った映画とあって、最近の社会のスキャンダルについて司会者から話題を振られ、特にベッキーと「ゲスの極み乙女。」川谷絵音との不倫疑惑騒動について尋ねられると、羽田さんは「他人のことなのでどうでもいい。不倫された人には切実でしょうけど、別に周りは関係ない。何でみんな、そんなに関心持てるの?」とバッサリ。
クリスティーンさんは同じくこの騒動について、「よく『ハーフ枠が減って』とか言われるけど、狙ってないし(笑)。お仕事増えるかと思ったら、討論番組に呼ばれるだけで関係なかった」と事件による“特需”にはありつかなかったと告白した。
羽田さんは、話題を振られない限り、完全にマイクを下ろした状態で、ローテンションだったが、話題がクリスティーンさんのスキャンダルになるとがぜん、食い気味に! TV番組内でクリスティーンさんが年上の放送作家に告白して交際をスタートさせ、その後、5か月で別れたという経緯を聞くと興奮気味に質問を重ね、5か月での別れについて「5か月ってオイシイとこ取りって感じですね」と言いたい放題。一方で、「私の性格に難があったみたいです。どうしたらいいでしょう?」というクリスティーンさんの言葉には「知らない」とすげない返事で会場は笑いに包まれた。
その流れで羽田さん自身の現在の“交際ステータス”や好みのタイプについて尋ねられると「(彼女は)いません。(好みのタイプは)誰でもいいけど…自立してる人。パートナーとか子どもを自慢しなくても生きていける人。自分が取り組んでいることに生きがいを持ってて、僕に頼らずに生きることができて、極端に言うと僕に関心がない人」と語り、会場は驚きに包まれる。「いままでどんな人とお付き合いを…?」というクリスティーンさんの問いには、タレントのように「そこはちょっと」とバツ印を提示。私小説で“自分”をさらけ出す純文学作家もいるが「私小説は、実は自分の分身を作って、核心をずらして自分を守ってる。さらけ出しているようでそうではない」と持論を語っていた。
写真撮影では、ジョニー・デップのモノマネ芸人のハイメが登場したが、これに対し羽田さんは、キャラが被ることを危惧し、負けじと劇中のジョニーとおなじようなハゲヅラを被って再登場。芥川賞作家のなりふり構わぬ姿に会場は笑いに包まれた。
『ブラック・スキャンダル』は1月30日(土)より公開。
《シネマカフェ編集部》
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