“孤高の白鳥”、母となった貴重な私生活を語る!「新しい職業に就いた気持ち」
世界最高峰バレエ団の伝説的プリンシパルとして知られ、世界一の“白鳥”を踊ると評されるウリヤーナ・ロパートキナ。その数々の代表作の舞台裏やプライベートに
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世界最高峰といわれるバレエ団マリインスキー・バレエ。ロシア帝国の宮廷バレエを起源とし、200年以上の伝統と誇りを持つ世界でも最も格調の高いバレエ団で、栄光と品格を体現する伝説のプリンシパルといわれる、ウリヤーナ・ロパートキナ。彼女の踊る“白鳥”は世界一と評される。
なぜ、彼女は踊り始めたのか。母校ワガノワ・バレエ・アカデミーを訪問し少女だった自分と向き合い、語り出すロパートキナ。パリ・オペラ座のかつてのエトワール、アニエス・ルテステュやジャン=ギョーム・バール、彼女を取り巻く人々の声で紐解かれる孤高のプリンシパルの素顔とは…?
本作は、代表作「瀕死の白鳥」「愛の伝説』から「カルメン」「病めるバラ」などの貴重な舞台映像や、2002年に誕生した最愛の娘とのプライベートショット、マリインスキーの稽古場でのリハーサル風景で見せる迫力の表情など、“孤高の白鳥”といわれたロパートキナの真実に迫る珠玉のドキュメンタリー。
1991年にマリインスキー・バレエに入団、95年にプリンシパルに昇格して以来、第一線で活躍し続けるロパートキナ。古典的でドラマチックな役どころに秀でており、175cmという身長と長い手足、研ぎ澄まされた見事なラインと並外れた表現力で、ロシアが誇る完全美を体現する“伝説的”バレリーナだ。
「出産したことによって、人生については変わりました」と話し始めるロパートキナ。「私はバレエのプロですので、体型が変わることについても考えました。ただ、バレエだけではない、母として前進する新しい職業に就いたのだという気持ちにもなりました」と明かす。
また、「いまだに母としてはまだまだ勉強中です」としながらも、「生まれるまでは全く分からなかった子どもに対する愛と、子どもの母に対する愛を知り、女性は子どもを持つと全く違う人生になるのだと思いました。女性の中にはいろいろな愛が眠っていて、子どもへの愛、家族への愛、親戚への愛、他人への愛などがどんどん芽生え、育まれていきます」と心境の変化を赤裸々に語った。
バレリーナにとっての出産は、体型を戻すことはもちろん、あらゆることが1からの出直しになるという。それでも、再びプリンシパルの座に返り咲いたロパートキナ。改めて「家族への愛や絆が力になっていく人生」を実感したという彼女の素顔に迫る貴重なドキュメンタリーを、スクリーンでも確かめてみて。
『ロパートキナ 孤高の白鳥』は1月30日(土)よりBunkamuraル・シネマほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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