【今週末公開の注目作】『ブラック・スキャンダル』『俳優亀岡拓次』ほか

ジョニー・デップ主演作や、竹内結子＆橋本愛が共演するホラー作など、注目作が目白押しの今週末公開の作品の中から、シネマカフェ編集部がピックアップしたオススメの作品をご紹介。今週末、あなたはどの作品を観に行く？

■『ブラック・スキャンダル』

アメリカ・ボストンで育った幼なじみの3人、バルジャー、コノリー、ビリー。固い友情で結ばれた彼らは、ある密約を結ぶ。それぞれ、裏社会の犯罪王、FBI捜査官、大物政治家として、大きな権力を握るようになる男たち。だが欲望と権力にまみれ、バルジャーという絶対的な“悪”の狂気が加速につれ、次第に彼らの運命は狂い始めていく。なぜ彼らは“悪”に魅せられていったのか？　真実が暴かれるとき、衝撃のラストをあなたは目撃する！

ボストン裏社会に君臨した実在のギャングスター、ジェームズ・ホワイティ・バルジャーの半生を描く『ブラック・スキャンダル』。主人公のバルジャー役を『アリス・イン・ワンダーランド／時間の旅』の公開が控えるジョニー・デップが演じ、共演に『エクソダス：神と王』のジョエル・エガートン、『SHERLOCK／シャーロック忌まわしき花嫁』のベネディクト・カンバーバッチら。「キャリア史上最高の演技！」と絶賛されるジョニー・デップの怪演に注目。

『ブラック・スキャンダル』は1月30日（土）より全国にて公開。

■『残穢【ざんえ】 -住んではいけない部屋-』

小説家である「私」のもとに、女子大生の久保さんという読者から、1通の手紙が届く。「今住んでいる部屋で、奇妙な“音”がするんです」好奇心を抑えられず、調査を開始する「私」と久保さん。すると、そのマンションの過去の住人たちが、引っ越し先で、自殺や心中、殺人など、数々の事件を引き起こしていた事実が浮かび上がる。彼らは、なぜ、音のするその部屋ではなく、別々の「場所」で、不幸な末路をたどったのか――。

第26回山本周五郎賞を受賞した小野不由美の同名小説の映画化『残穢【ざんえ】 -住んではいけない部屋-』が今週公開。『白ゆき姫殺人事件』『予告犯』の中村義洋が監督を務め、キャストには『クリーピー』『殿、利息でござる!』の公開が控える竹内結子をはじめ、『シェル・コレクター』の橋本愛、『エヴェレスト神々の山嶺』の佐々木蔵之介、『64-ロクヨン-』の坂口健太郎、『テラフォーマーズ』の滝藤賢一ら。主演の竹内さんが怖くて脚本が読めなかったと語るホラーをぜひ週末に。

『残穢【ざんえ】 -住んではいけない部屋-』は1月30日（土）全国にて公開。

■『俳優亀岡拓次』

亀岡拓次、37歳独身。職業は脇役メインの俳優。“最強の脇役”ぶりで仕事が途切れることはないが、プライベートは安い居酒屋を一人飲み歩く地味な生活。そんな亀岡がロケ先で出会った飲み屋の女将・安曇に恋をしてしまう。世界的巨匠からもオーディションの声がかかり、脇役人生に大きな転機が訪れるのか――。

『ウルトラミラクルラブストーリー』の横浜聡子監督最新作『俳優亀岡拓次』も今週公開。「TEAM NACS」の安田顕が主演を務め、共演に『グラスホッパー』の麻生久美子、『星ガ丘ワンダーランド』の新井浩文、『海賊とよばれた男』への出演が控える染谷将太、『殿、利息でござる!』の山崎努ら。「あまちゃん」の大友英良の音楽にも期待。

『俳優亀岡拓次』は1月30日（土）よりテアトル新宿ほか全国にて公開。