『アーロと少年』監督が来日、“本物”のアパトサウルスとご対面!
ディズニー/ピクサー最新作『アーロと少年』を手がけたピーター・ソーン監督が来日! 2月3日(水)、主人公の恐竜・アーロと同じアパトサウルスの骨格標本が展示されている上野・国立科学博物館「地球館」を訪れ、恐竜学者の真鍋真氏とトークイベントを行った。
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同館に展示されている標本は、全長18メートル。全身の8割が本物という大変貴重なもので「世界でも5本の指に入る完全に近い状態」とも評されており、ソーン監督は「この子は男の子ですか? それとも女の子?」と興味津々。「しっぽが上向きだから、後期の化石ではないでしょうか?」と恐竜に関する深い知識も披露していた。
隕石が衝突せずに、絶滅を免れた恐竜が言語と文明を手に入れた世界を舞台に、臆病で甘えん坊の恐竜・アーロが、怖いもの知らずの人間の少年と出会い、冒険を繰り広げる感動ファンタジー。ピクサー・アニメーション・スタジオのスタッフとして、数々の作品に貢献したソーン監督にとって本作が初の長編映画であり、劇中ではミステリアスな恐竜フォレストの声も担当している。
「テーマは家族愛」だと語るソーン監督は、「草食恐竜の彼らが進化し続け、畑を耕し、食料を栽培しているとしたら…。そんな発想を膨らませた。私自身、両親が商店を営んでいたので、家族が力を合わせて暮らしてきた経験も盛り込みました」とアピール。本作の製作を通して、「自分の人間性を見つめ直す機会になった。製作に5年を費やし、その間に二人の子どものパパになったしね」とふり返った。
一方、同館で3月8日(火)から開催される「恐竜博2016」の監修を手がける真鍋氏は「とても斬新な発想の映画で、たくさんのインスピレーションをいただいた」と本作を絶賛。「もし恐竜が絶滅しなかったら、この映画が描く通り、コミュニケーションを進化させ、友情や愛情を築いていたかもしれません」と専門家の立場から、想像をめぐらせていた。
『アーロと少年』は3月12日(土)より全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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